第21期竜王戦七番勝負第1局。

2008-10-21 | 対局

夕方、無事に帰りました。

 

将棋に関しては竜王戦中継plus、梅田望夫観戦記(13)をご覧下さい。

 

            

 

ここは▲2三角と▲3五歩で1日目の夜からかなり迷いましたが前者を選択。なかなか決断出来なかったのは▲2三角と打ってしまうと後手の持駒が角2枚と強力になるので、6~9筋だけの攻め合いになって▲4六銀▲3七桂が残ってしまうのではないか、という不安があったから。

 

実戦の△6六歩ならば△6四角までは一本道。▲2三角を打つ時点で「△6四角の局面になれば▲5六桂か▲4五桂打のどちらかで攻めが繋がるのだろう」と思っていたのですがいざ考えてみると、どちらもたいした攻めにはなりません。

△6四角なら繋がりそう、と感覚で判断するのではなく、しっかりと読まないといけませんでした。羽生名人の懐の深さを見せ付けられた格好です。

 

ここでのミスが大きく、終盤は少し足りないと思います。痛い黒星スタートですが1局指してみて課題も見えたので、来週の第2局を頑張ります。

goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )