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北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

第5回ロシア国際漁業フォーラム本会議 “スマート水産業:調査・漁獲・加工”が開催される

2022-09-22 09:04:15 | 日記

 

2022年09月22日

北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

[第5回ロシア国際漁業フォーラム本会議 “スマート水産業:調査・漁獲・加工”が開催される]

現地時間2022年9月21日11:30(日本時間同日17:30)から、サンクトペテルブルグにおいて、第5回国際漁業フォーラムの本会議が開催され、ロシア農業大臣パトルシェフ、ロシア漁業庁長官シェスタコフ、FAO、金融機関の代表者らが参加し、“スマート水産業:調査・漁獲・加工”をテーマに話し合いが行われ、報告担当者、原口聖二もヴァーチャルでLIVE参加した。

基調報告をロシア農業大臣パトルシェフが行い、モデレータをロシア漁業庁長官シェスタコフが務めた。

登壇した農業大臣パトルシェフは、一連の制裁措置にもかかわらず今年2022年1月-7月の水産物輸出量が前年同期25%増の110万トンに達したと語り、供給先も58ケ国から60ケ国に増えていると加えた。

また、ロシア政府が漁船建造支援のための舶用機器の自国生産能力強化に70億ルーブルの予算、そして養殖飼料の建設、近代化に20%の補助金を用意していること等を報告した。

漁業庁長官シェタコフは、投資目的漁獲割当第2弾の設定に関連し、ホタテ、ツブ、ナマコ、ウニ等、市場価値の高い資源の採捕割当を100%オークションで配分することについて、地域が、社会的、経済的影響を懸念していることを承知しているとした上で、特段の危険はないと語り、市場の透明性と税収増加等のメリットの大きさを説明した。

 

 

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