ロシア漁業ニュースヘッドライン

北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

2024年世界のスケトウダラ漁業予想 漁獲量370万トン ロシア産スリミ中国向け供給への関心

2024-07-21 08:17:26 | 日記

2024年07月21日
北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[2024年世界のスケトウダラ漁業予想 漁獲量370万トン ロシア産スリミ中国向け供給への関心]
北海道機船漁業協同組合連合会(担当者:原口聖二)は、今年2024年明け、同年の世界のスケトウダラの漁獲予想量を、ロシア195万トン、米国150万トン、日本15万トン、政府協定その他10万トン、計370万トンとする予想グラフィックを発表した。
これは、前年2023年の実績の12%増となる。
今般、FAOも今年2024年の世界のスケトウダラの漁獲量を370万トンとする同様の予想を発表、これに対してロシアのスケトウダラ業界は、価格の優位性から消費者の需要はタラから更にスケトウダラへ動く可能性があるとの見解を示した。
さらに、同業界は、200万トンに近づく漁獲量の増加とともにスリミの生産量が前年2023年の5万4,000トンに対し、今年2024年は8万トンに近づくとの見込みを発表、中国に他の魚種を利用したスリミの消費文化が定着しており、これをスケトウダラに置換することへの強い関心を明らかにした。

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2024年上期 グループ企業”ルスキー・クラブ”(「ロシアのカニ」)が9,500トンのカニを生産  リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二

2024-07-21 05:38:24 | 日記

 

2024年07月20日
リポート 北海道機船漁業協同組合連合会 原口聖二
[2024年上期 グループ企業”ルスキー・クラブ”(「ロシアのカニ」)が9,500トンのカニを生産]
2019年、スケトウダラを年間30万トン以上生産するロシア漁業最大手“”ルスカヤ・ルイボァプロムシェレンナヤ・カンパニヤ”(「ロシア漁業会社」)の系列グループ企業”ルスキー・クラブ”(「ロシアのカニ」)は、出資する子会社を通じてカニ漁獲割当オークションに参加、極東海域の上場落札ロットの約4割を獲得し、このセクターに大規模進出を果たし、2023年にも追加的に新たな割当を確保、今年2024年の生産計画を50%増の1万8,000トンと見込んでいる。
今年2024年上期は9,500トンのカニを生産し、前年2023年同期を40%上回っており、”ルスキー・クラブ”代表ユリア・ユロワが良好な生産進捗と経営状況を報告した。
また、ユリア・ユロワは今年2024年上期の製品の生産状況について言及、生冷凍とボイル冷凍の製品7,300トンを供給し、輸出においては活製品のシェアが拡大していると語り、これらの仕向け国が主に中国と韓国であり、2023年同期よりそれぞれ46%と69%増加したと加えた。

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