なまり色が濃くなって黒に近くなる
深い霧の中の灰色の階段
そこに黒い人影を見る
それが自分だと気づく時
はるか昔を思い出すような気がする
思い出というのは黒いんでしょうか
冷たいガラスに顔をつける
青空の下の山の上に二つの道がある
朝には、もっと多かった、その道
きっと夕暮れには一つになって夜には・・・
何げなく、ハッと空を見上げた時
この空はズゥーっとすきとおって綺麗だったんだね
と夕陽の中で溶けながら、あいづちをうつ
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