元祖・東京きっぷる堂 (gooブログ版)

あっしは、kippleってぇケチな野郎っす! 基本、自作小説と、Twitterまとめ投稿っす!

3月30日(日)のつぶやき

2014-03-31 00:55:02 | たわ言

【或る着物生活者の一生】
雨がちまちま降りそそいどるのぅ。でも暖かいのぅ。日曜日じゃのぅ。さて春雨じゃ濡れてGO!といつもの雨模様の漆黒長着で着流しと行きたいとこじゃが半襦袢とステテコでひたすらゴロゴロじゃ。
ちょっと冬物をしまうかのぅ。もう、とんびは着ないじゃろぅ、さいならじゃ


【或る着物生活者の一生】
さいなら、とんび。今年もお世話になりやした。冬はずっとこの格好。とんびの下は黒長着黒袴。
さて、これが今生の別れとなるか。生きてたら又、次の冬にお会いしませう。
さいなら、さいなら、雨の中、記念にパシャ! pic.twitter.com/okKGSiyArq



3月29日(土)のつぶやき

2014-03-30 00:54:27 | たわ言

【或る着物生活者の一生】
昨日は午前中から暖かく、群青色裏地の漆黒着物で着流し。
昼頃になるとまるで初夏の様で、汗ばみ暑いくらいでござった。
初夏の様な其の陽光の中、ワシは着流しで、まるで「ベニスに死す」のダーク・ボガードの様に彷徨った。洋装で死ぬのは嫌だがあんな具合にそろそろ…


【或る着物生活者の一生】
本日も朝から暖かく長襦袢はやめてステテコと半襦袢に真紅の裏地の漆黒長着で午前九時半頃、素足に下駄で出掛けた。
こういう陽気になると家にいる時は寝ても起きてもひたすら半襦袢とステテコ状態になっちまう。
んで、あちこち顔出して昼頃ハンバーガー喰ってから駅へ。


【或る着物生活者の一生】
午後一時頃かな?アトレの本屋の前で品の良い御婦人がワシの目の前に立ち何とも言えぬ表情でワシを見つめ行く手を塞ぐので、
「何すか?」と言うと、
「すみません。あなたに謝らなければなりません」と言う。
んで、どういう事かと言うとずっとワシの後を付けてたそうで


【或る着物生活者の一生】
何かワシの着姿に惚れ惚れして後を付けずにゃいられなかったそうで。それですいません、との事。
帯の結び方が素晴らしいとか、男の人でこんなに美麗で完璧な着姿は生まれて初めて観たとか、褒め言葉の嵐。
何やら着付けを教えておるとかで生徒の手本にするとか。


【或る着物生活者の一生】
結局アトレの本屋の前で一時間位、立ち話。少々疲れた。
ま、着物で暮らしてる人なら当たり前の事だが、しょっちゅう声をかけられる。毎日、必ず何らかの形で声をかけられると言っても過言ではない。
でも、後を付けられたのはちょっと久し振りか。西洋服派には分かるまい


【或る着物生活者の一生】
声をかけてくるのはだいたい女性。殆どが中高年の方だが妙齢の女性もたまにいる。今日声をかけてきた女性は実にきちんとした和服姿で桜色の羽織が季節感を出しておりとても可愛らしかった。
あと、最近は外国人がよく声をかけてくる。だいたい白人。目を見開き喜んだり色々


【或る着物生活者の一生】
白人以外では中華系の女の子達が去年あたりからやたら多い。チャイナか台湾か分からぬがだいたい三人位でタブレット持ってうろうろしてる。ま旅行者や。チャイナの旅行者は非常識とか言うがワシに声をかけてくる女の子達は実に礼儀正しい。まずお辞儀して「スミマセン」だ。


【或る着物生活者の一生】
最初の挨拶は日本語だが、後は言葉が分からぬ。が、チャイナ系の女の子達はたいてい、それどこで売ってるんですか?ってな事を聞いてくる。その位は何となく分かるので、まあ馴染の店に案内し去る。其の後彼女らはだいたい履き物屋やらで写真撮って土産に何か買ってる。


【或る着物生活者の一生】
ワシは冬はずっと夏日と元旦以外は殆ど、着物の上にとんびで過ごす。黒のとんびに黒のソフト帽。すると声をかけてくる女性とは殆ど、とんびの話になる。「金田一耕助が着てましたよね」とか「懐かしいです。昔はね皆着てました」とか「死んだ夫が着てました」とか様々


【或る着物生活者の一生】
着物に、とんびに黒帽子に下駄履きだと、よくバンカラの話になる。ワシとしては、あいや別にどうでもいいんだが「あ!葛の葉ライドウだ!」とか「あ!大正ロマン!チゴイネルワイゼン!」とか言って欲しかったり欲しくなかったり・・・あいや。
そろそろ押し絵の中に入るか


【或る着物生活者の一生】
そう言えば圧倒的に声をかけてくるのは女性だが(ま女性に声かけられた方が楽しいに決まっとるが)、ごく稀に若い野郎に声をかけられる事がある。
女性の場合は全てと言っていい程褒め言葉だが男は「きちがい」だの「恰好つけてんじゃねぇコノヤロー」の類。何でしょねぇ?


【或る着物生活者の一生】
結局、日本という国が連続性を何とか保っていられるのは間違いなく女達のおかげだな。
何か最近小ブームなのかどう見ても二十歳前後位の女の子が着物姿で普通に歩いてるのをたまに見かける様になった。
そこで、うむむ、と考えてしまう。


【或る着物生活者の一生】
何をウムムと考えてしまうかと言うと、
着物生活者のワシが女性に声をかけられるのは楽しく嬉しく何の問題も無いのだが、ワシが綺麗なウットリする着物姿の女性(特に若い)に「いや~お美しい惚れ惚れしてつい尾行しちまいやした」何て声かけたらお縄になりそだ。難しいな



3月28日(金)のつぶやき

2014-03-29 00:55:26 | たわ言

【或る着物生活者の一生】
昨日は出がけに霧の様な雨が降っており、しめた!一昨日の雨模様の長着を纏い歩く風情と化そう!と、漆黒地に雨模様の入った長着に鮫小紋と霰の矢羽柄の紫の羽織をひっかけ、
春雨じゃ、濡れていよう!とばかりに必殺仕事人の三味線屋の勇次の様な感じに格好つけて病院へ


【或る着物生活者の一生】
細かい雨の中、足腰痛いので診察を受けに帯に刀(実は傘)を差しGOGOGO!だ!
たらりと前髪を垂らし今にも懐から黄色い三味線糸を取りだしシュパ!と投げつけそうな雰囲気を出してるつもりだったが、お医者さんは「はい、検査しますからその手裏剣は向うに置いてね」


【或る着物生活者の一生】
「いや先生これ手裏剣じゃねぇッス」と言えど「え?そう?じゃそれ何?」とあっしの足袋を指さすので「足袋でござんす」と間抜けな会話になりちっともあっしが三味線屋の勇次である事に気づいちゃくれんので仕方なくおとなしく診察を受けた。
さらに羽織の事をマントと言う


【或る着物生活者の一生】
こりゃマントじゃねぇッス!羽織って言う日本の着物ッス!といちいち言うのも面倒で佐村河内騒動など今の日本の報道の現状について雑談。
帰りに受付で再び三味線屋勇次モードに入ったが金払う時に派手に小銭をぶちまけてしまい小銭拾いの勇次と化し女の子達が仰天しとった



3月27日(木)のつぶやき

2014-03-28 00:55:11 | たわ言

【或る着物生活者の一生】
昨日は雨が降ると言ふので漆黒墨黒地に雨模様の入った厚手の長着で出掛けた。
ところがいかにも降りそうな怪しいどんより空にも関わらず一向に雨は降らず、夕刻になると綺麗な陽が射してきやがった。
雨の中、雨模様の長着で情緒を醸し出そうなんて企てたが失敗だったぁ


【或る着物生活者の一生】
しかし何だ、ちょっと前に番傘が壊れたので馴染の下駄屋に買いに行ったら、もう番傘や日本傘の類は扱ってないのと言われ激ショックだった。結局売れないのでしゃあないらしい。でも展示はしてあるので眺めて心和ます。
陳腐で糞つまらん情緒感ゼロの洋傘で我慢。面白くねぇ



3月26日(水)のつぶやき

2014-03-27 00:55:59 | たわ言

【或る着物生活者の一生】
昨日は妙に暖かく、結局半襦袢の上に又々ブルージーン着物を被って出掛けちった。
昼近くなると単衣のジーンズ長着だけでも暑いくれぇで胸元を扇ぎながら過ごした。
下駄の音が妙にカラコロと良く響き気持ちよし。足袋もいらねぇと思ったよ。
夜帰り、そのまま寝た…


【或る着物生活者の一生】
昨日は夜も生暖かくジーンズ長着のまま眠っちまったが、起きると何だか寒い。
リサイクルショップで500円で買った深緑の羽織をひっかけストーブ付けて温まった。へっくしょぉ~い!
うむむ。ジーンズ長着は暫く封印しよう。どうしてもだらだら着続けちまわあ。


【或る着物生活者の一生】
しかしこれだけ日常生活の中から日本的なもんが消滅しちまうと今更手遅れだと思うが、少なくとも小学6年までは日本人の衣食住、即ち「和食を食べ和服を着、日本家屋に住む」事、を義務として憲法に明記したらいい。
千数百年だか何千年だか培ってきた文化が勿体ない



3月25日(火)のつぶやき

2014-03-26 00:55:00 | たわ言

【或る着物生活者の一生】
昨日は結局、いつまでもダラダラ着続けてしまいそうなウォッシュ加工ステッチ加工背中に昇り竜ジーンズ着物は気合で脱ぎ去り、日本画が描かれた水色の長襦袢に裏地が群青色の漆黒墨色の軽快長着に着替えて出掛けた。
昼近くになるともう暑くて衿をはだけて扇いだわい


【或る着物生活者の一生】
帯に扇子でも差してくかと思えど、いやいやまだ三月じゃ。それにしても急に暑くなったのぅ。 着流しの季節ってぇ事だあな。もう肌着に半襦袢で充分みてぇだってんだ、ってやんでぇい! ちと寒い時は薄めの陣羽織か夏羽織でいいや。 今年も漆黒の着流し野郎でございます。


【或る着物生活者の一生】
しかし何だ。半襦袢ってのも余りに快適過ぎて下手すっと一年中ゴロゴロ着たまんまになりかねねぇ。
ワシの様なだらだら野郎にとっちゃ麻薬の様なもんさな。しかし南蛮西洋衣装ばっか着てる今の侮日日本人達の気が知れねぇ。何であんな窮屈で面倒で醜悪なの好んで着てるかね



3月24日(月)のつぶやき

2014-03-25 00:55:46 | たわ言

【或る着物生活者の一生】
昨日はジーンズ着物で寝起きして、ずっとそのまま。昼頃、ぽかぽか暖かくなってきたのでジーンズ着物のまま下駄を鳴らして買い出しに。
背中ののぼり竜が吠えてるぜぇ!
夕刻まで街の知り合いとだべったりして帰宅。夜、冷えて来たので深緑の羽織ひっかけ、そのまま寝たぁ


【或る着物生活者の一生】
うぬ、ジーンズ着物は余りに快適と言うか楽なので着替えるのが面倒臭くなり就寝時も起きてる時も、ついつい、ずっと着たままダラダラと何日も過ごしてしまう。
心地良いので脱ぐ気にならん。本日も暖かくなりそうなので、このままお出かけだ。このまま夏まで着続けたりして



3月23日(日)のつぶやき

2014-03-24 00:55:33 | たわ言

【或る着物生活者の一生】
昨日も朝から晩まで着物で過ごし、着物で寝た。ワシの平凡な一日でござる。
暖かくなってきた。昨日は濃紺に細かい稲光模様の入った長着と鉄紺の羽織で出掛け、南蛮服に汚染された大量の侮日偽日本人共の中をガランガランと下駄の音を轟かせ闊歩し色々用事を済ませた。


【或る着物生活者の一生】
昼過ぎ頃から暑く、もう羽織や冬襦袢はいらぬか、衣替えかなと思い、帰宅して薄めの長着を出し、デニムの長着に着替え兵児帯締めゴロゴロしとるうちに寝てもうた。
あっしも年なので余り派手な着物は控える様にしとるが、このデニムの着物は背中で龍が火を吹いておる。



3月22日(土)のつぶやき

2014-03-23 00:54:03 | たわ言

【或る着物生活者の一生】
昨日も一日中、着物で過ごした。南蛮西洋衣装には一度も着替えなかった。
良い天気で人出も多く、街中を鉄の長着とちりめん紺紫の羽織で丸下駄履いてぶらついた。
消費税対策だので立ち寄る店はだいたい混雑しておったが、たまたま入った呉服屋はガラガラ。売る気あんのか


【或る着物生活者の一生】
昨日立ち寄った呉服屋はワシの祖父が戦前から店先に反物を出してた古い店。
いい歳をしたオッサンが4~5名いて皆、西洋衣装で卑しい態度。接客態度もなっとらん。薄笑いを浮かべ人を馬鹿にした様な無駄口を吐き、商売人の誠実さが全く感じられん。落ちたもんだ。


【或る着物生活者の一生】
以前おったオカミさんはとても礼儀正しく誠実な方だった。きちんと日本服を着てとても感じの良い接客をしておった。
それに比べ、どうして男はこうなんだろう?オッサン店員ってのは南蛮衣装着て不真面目な接客。結局、日本文化を侮蔑し卑下してるのは男なんじゃなかろか?



3月21日(金)のつぶやき

2014-03-22 00:54:58 | たわ言

【或る着物生活者の一生】
ワシが着物生活者である事を知っている人は余りいない。近所の人は知っておるが会社だのバイト先だのの知り合いにカミング・アウトした事は無い。近所てかマイ街中では着物に下駄だが電車・等で我が町を離れる時は南蛮衣装に着替えて出掛ける。西洋服に西洋靴を嫌々身に着け


【或る着物生活者の一生】
ワシは南蛮衣装が大嫌いだ!幼き頃から、どうしてあんなチンケで息苦しい西洋服や西洋靴を身に着けにゃならんのかと大いに疑問であった。
何故あんな窮屈で醜悪な格好をしないとならんのか、と。
学校や職場や公的な場所、ちょいと遊びに出掛ける時でさえ窮屈な西洋衣装だ


【或る着物生活者の一生】
最近クールジャパンだの言っとるが、実際、多くの日本人は日本的なもん全てに対して悉く侮蔑的じゃ。
過去に着流しで歩いてて、通りすがりの若い野郎に耳元で「キチガイ」と罵られた事、数知れずじゃ。
そう言う野郎をワシは侮日自虐日本人メと呼び心の中でぶっ殺すのです


【或る着物生活者の一生】
最近では日本人であるにも関わらず、生まれてから一度も着物一つ着た事も無い、下駄や雪駄さえ履いたことも無い、そんな日本人がいっぱいおるに違いない。
嘆かわしい事じゃのぅ。それじゃ例え国力が上がっても日本人の精神はもぬけの殻じゃ!日常生活に日本を!
ってな


【或る着物生活者の一生】
南蛮西洋衣装に身も心も侵略された日本人は働く時にはあの醜いスーツなどと言う人心をギスギスさせやたら競争心を煽る様な奴隷服を喜んで身に着け、ネクタイ等と言う首輪を巻き南蛮西洋の積極的奴隷になる事を上等だと思い込んでおる。
ああ!何て嘆かわしいんだぁああ!


【或る着物生活者の一生】
このままでは日本は名前だけの国になり其の内実において滅ぶ!
日常生活!衣食住の衣!日本的な精神文化を育んできた根本文化を捨て去れば必ずや国は亡ぶ!
庶民の精神文化は着物を着て下駄を履いて生活する事で形成されるんじゃ!
てな訳で、着物と下駄、買うてや~~♪


【或る着物生活者の一生】
最近、ネットに飽き飽きして、ツイッターなんかも殆ど書く気も起らんが、着物と履き物で生活するのがどんだけ気持ちよく楽しいかと云ふ事を、気が向いたら書いちゃろかのぅ。
着物生活日誌に徹するかいなぁ。