SILCA シリカの空気入れの手入れをします インフレーター最近はあまり聞かなくなった用語ですが
携帯用空気入れの事をそう呼びます
CILCA シリカ 1917年イタリア発祥のメーカーですが現在はアメリカ籍の会社になっています
インフレーター自転車に携帯する空気入れの事ですが 今回はこれの手入れを行います
SILCA これは Campagnolo や CINELLI と同様に
安心して使える 信頼の会社でした
シリカのポンプヘッドは時代に依り進化して行きます
今回のインフレーターは少し圧縮が弱いので分解清掃後
グリスアップまで行います 本体にシャフトを取り付けている
パーツのネジを外しました
ちなみにこの長さのインフレターはこの様に取り付けています
インフレーターを保持する為の Campagnolo のポンプホルダーです
フレンチ用のフロアポンプが日本に無かった時代 試合会場では
このインフレーターで トラック用のタイヤに 10キロ以上の空気を
入れていました
本体からピストン部を抜き取りました
ここには革が使われていますが 乾燥気味です
このパッキンは油で湿っている必要が有ります
ポンプの握り部分です アルミのパーツが使われています
ポンプヘッドを外しました
ポンプヘッドと本体の間にはゴム質のパッキンが使われています
パッキンには圧着された部品の形が残っています
これは、こんな状態でも大丈夫です まだ使えます
ポンプヘッドの取り付け部です 綺麗に造られたネジです
ここから分解した各パーツを綺麗にして行きます まずは本体外側の
油脂汚れをパーツクリーナーで拭き取ります
次は本体内部の掃除です パーツクリーナーをスプレーします
内部をウエスで拭き取り、エアブロワーで乾燥させます
この本体の樹脂は溶剤には弱いので何時までもクリーナーを
残さない様に手早く済ませます
シャフトに付着したグリス類も綺麗に落とします
パッキンは一取り外します
良く観察すると 乾燥気味ですが柔軟さは失われていません
まだまだ使える状態です
パッキンの取り付けネジも洗浄しておきます
これが今回の一番大切な処で 革パッキンに潤いを与えてやります
今回の状態では まず粘度の高い潤滑剤を染み込ませます
Super Lube の超耐久潤滑剤です
パッキンに良く馴染ませます
パッキンの内側にも潤いを与えます
先程の潤滑剤だけでは乾燥も早いと思います グリスを追加で
塗布します Super Lube の多目的グリスです
グリスをパッキンの表裏に塗り込みました
パッキンをシャフトに取り付けます ネジにもグリスを
塗布しておきます
シャフトにパッキンをしっかりと取り付けました
ポンプ本体とパッキンの摩擦は大きいので 本体内部にも
潤滑剤を塗っておきます
筒の奥への塗布はスポークを使いました
シャフトには潤滑剤を塗り、スプリングの部分には
スプリングの錆止めも兼ねてグリスを塗布します
Super Lube はフッ素系で とても使い勝手が多いグリスです
さて長くなって来たので今回はここまでにしておきます
私が選手時代から使っているインフレーターですが 毎日練習が終わるとタイヤの空気を抜いて
自転車の保管をします 依って練習に行く前に毎日これで空気を入れていたので 使用頻度は
相当なものでした 当時は 2年以内に新しい物に交換していた気がします
この日は気持ちの良いお天気でした 近くの公園です
その様なハードな使い方をしていましたがそれが苦にならない程、優れたインフレーターです
次回は組立と美装を行います どうぞお付き合い下さい
携帯用空気入れの事をそう呼びます
CILCA シリカ 1917年イタリア発祥のメーカーですが現在はアメリカ籍の会社になっています
インフレーター自転車に携帯する空気入れの事ですが 今回はこれの手入れを行います
SILCA これは Campagnolo や CINELLI と同様に
安心して使える 信頼の会社でした
シリカのポンプヘッドは時代に依り進化して行きます
今回のインフレーターは少し圧縮が弱いので分解清掃後
グリスアップまで行います 本体にシャフトを取り付けている
パーツのネジを外しました
ちなみにこの長さのインフレターはこの様に取り付けています
インフレーターを保持する為の Campagnolo のポンプホルダーです
フレンチ用のフロアポンプが日本に無かった時代 試合会場では
このインフレーターで トラック用のタイヤに 10キロ以上の空気を
入れていました
本体からピストン部を抜き取りました
ここには革が使われていますが 乾燥気味です
このパッキンは油で湿っている必要が有ります
ポンプの握り部分です アルミのパーツが使われています
ポンプヘッドを外しました
ポンプヘッドと本体の間にはゴム質のパッキンが使われています
パッキンには圧着された部品の形が残っています
これは、こんな状態でも大丈夫です まだ使えます
ポンプヘッドの取り付け部です 綺麗に造られたネジです
ここから分解した各パーツを綺麗にして行きます まずは本体外側の
油脂汚れをパーツクリーナーで拭き取ります
次は本体内部の掃除です パーツクリーナーをスプレーします
内部をウエスで拭き取り、エアブロワーで乾燥させます
この本体の樹脂は溶剤には弱いので何時までもクリーナーを
残さない様に手早く済ませます
シャフトに付着したグリス類も綺麗に落とします
パッキンは一取り外します
良く観察すると 乾燥気味ですが柔軟さは失われていません
まだまだ使える状態です
パッキンの取り付けネジも洗浄しておきます
これが今回の一番大切な処で 革パッキンに潤いを与えてやります
今回の状態では まず粘度の高い潤滑剤を染み込ませます
Super Lube の超耐久潤滑剤です
パッキンに良く馴染ませます
パッキンの内側にも潤いを与えます
先程の潤滑剤だけでは乾燥も早いと思います グリスを追加で
塗布します Super Lube の多目的グリスです
グリスをパッキンの表裏に塗り込みました
パッキンをシャフトに取り付けます ネジにもグリスを
塗布しておきます
シャフトにパッキンをしっかりと取り付けました
ポンプ本体とパッキンの摩擦は大きいので 本体内部にも
潤滑剤を塗っておきます
筒の奥への塗布はスポークを使いました
シャフトには潤滑剤を塗り、スプリングの部分には
スプリングの錆止めも兼ねてグリスを塗布します
Super Lube はフッ素系で とても使い勝手が多いグリスです
さて長くなって来たので今回はここまでにしておきます
私が選手時代から使っているインフレーターですが 毎日練習が終わるとタイヤの空気を抜いて
自転車の保管をします 依って練習に行く前に毎日これで空気を入れていたので 使用頻度は
相当なものでした 当時は 2年以内に新しい物に交換していた気がします
この日は気持ちの良いお天気でした 近くの公園です
その様なハードな使い方をしていましたがそれが苦にならない程、優れたインフレーターです
次回は組立と美装を行います どうぞお付き合い下さい