自分の血管年齢は知らない

自分の「血管年齢」が何歳かご存じですか？と問われて、中高年なら、自分の血圧やコレステロール値くらいは知っているだろうけど「血管年齢」を答えらる人は少ないと思う。

加齢や生活習慣によって、「血管」も年をとり、血管の老化を放っておくと、心筋梗塞や脳卒中などの重大な血管事故を引き起こすリスクが高まるのだそうだ。そして、日々の健康維持のためには、しなやかな血管を保つための適切な“血管ケア”が大切だというわけだ。

「血管年齢」と実年齢に差はありましたか？」という質問の調査回答では、「血管年齢が実年齢より上」の人が43.3％と最も多く、次いで、「血管年齢が実年齢と同じ」の人が29.2％、「血管年齢が実年齢より下」の人が27.5％という結果もあり、自分が思っている以上に「実年齢よりも血管年齢が高い」人が多い。

血管年齢が高まるとさまざまな健康リスクがあるそうで、血管が若々しく、しなやかな状態だと、血流がスムーズになって全身の代謝を促進しやすくなり、カラダにとってさまざまな良い影響がある。

若々しくしなやかな血管を保つことができれば、疲れやだるさを感じにくくなる、手足が冷えにくくなる、肩こりを感じにくくなる、むくみが起こりにくくなる、髪や肌の調子が整う、老化予防にも期待できるそうだが、現代の人なら誰もが日々戦っている症状じゃない？

昔から「人は血管とともに老いる」といわれ、特に、「中高年・女性においては、動脈硬化が進んでいるほどお肌のシミが大きい」ということも報告されている。血管ケアを意識した食生活のポイントは、大きく5つだそうだ。

炭水化物を摂り過ぎない、野菜を多く摂るようにする、朝食はきちんと食べる、お酒を飲み過ぎない、塩分を摂り過ぎない、ことらしく、ウォーキングやかかとの上下運動など手軽にできる運動や、十分な睡眠をとるなどの生活習慣の改善も血管をしなやかに保つためにとても大切というけれど、中高年なら、大体の方が気をつけているんじゃない？

トマト、納豆、酢玉ねぎ、酢生姜、レモン酢などが血液サラサラにする食べものらしい。この食材を見ると欧米人の血液はドロドロってこと？