真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

安倍さんの働き方改革の本当のところ

2018年10月03日 | Weblog
昨日、安倍新内閣が発足したのだが、野党の評判はあまり良くない。批判をするのが野党のお仕事の一つではあると思うけど、なかなか手厳しい言葉で評価されていた。新入閣の12人は、顔も知らないような人ばかりで、女性はたった一人、元都知事舛添さんの元奥様だけの入閣だった。

今回、国家の大問題として、安倍さんは少子高齢化対策と打ち出しているけど、少し前までは、働き方改革として、「一億総活躍社会に向けた最大のチャレンジ」と言っていた。「女性活躍社会」とも言っていた。

一億総活躍社会とは、老若男女や障害・難病等の有無を問わず、誰もが個性と多様性を尊重され、生きがいを感じることのできる社会のことでというのだが、前にも書いたけど、高齢になってまで働き続けたいと思っている人がどれくらいるのだろうかと思うのだ。働くだけの人生なんてね〜。

働き方改革で目指すこと、①同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善 ②賃金引上げと労働生産性向上 ③罰則付き時間外労働の上限規制の導入など長時間労働の是正 ④柔軟な働き方がしやすい環境整備 ⑤女性・若者の人材育成など活躍しやすい環境整備 ⑥病気の治療と仕事の両立

⑦労働者の健康確保のための産業医・産業保健機能の強化 ⑧子育て・介護等と仕事の両立、障害者の就労 ⑨雇用吸収力、付加価値の高い産業への転職・再就職支援 ⑩誰にでもチャンスのある教育環境の整備 ⑪高齢者の就業促進 ⑫外国人材の受入れ、などだ。

改革の目玉は、「効率よく働く」っていうことらしいが、「上司は『早く帰れ』と言うだけで具体策がない」「会社は残業代を減らしたいだけじゃないのか」など、さまざまな疑問、不満が聞こえている。

要は、どうすれば「効率よく働く」環境が実現するのか、職場の現実を考えれば、なかなか悩ましい問題なのだ。効率よく働くために個人ができること、実践していることな何かと考えると、無理があるな〜って思う。

効率よく働いて、副業も認める社会、働き方が可能な社会なんて言ってるけど、ただ、がむしゃらに働いてください、年金支給年齢はどんどん遅れますよ、って、言ってるだけじゃない?

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