アメリカ人の若者はいたってマイペースだと思う。4月1日から1週間テキサスとミネソタから家に滞在していた。同じ名前で混乱するので、初めはアマンダAとアマンダBと呼ぼうかと思っていたけど、テキサスのにはアマンダ、ミネソタのには、アマンダちゃんと呼び分けたので、混乱はしなかった。
テキサスのアマンダは母親が日本人なので、日本に3歳の時に筑波に来て、3年くらい住み、日本で幼稚園にも通ったので、日本語は話せるし、アクセントもほぼ日本人と同じだ。
大学生の時にも交換留学生として日本に1年間暮らしたので、GPSさえあればどこにでも一人でいけるし、夜11時過ぎても日本は安全だとわかっているので、公共の乗り物を利用できる。ただ、学生寮で覚えた若者の乱暴な、ちょっと失礼な日本語を使うので、年長者の私としては、ウ〜ン?と思う時もある。
私は母親よりも年上なのに、私の名前を呼びつけで呼ぶので、元教え子は焦っていた。アマンダは私が年上であろうと、最も信頼できる友人と思っているようだ。だから、私も時々戸惑う。
もう一人のミネソタから来たアマンダは、元音楽教師で、いつも鼻歌を歌っていて、教え子がヨーロッパで大活躍しているとのことだ。今回初来日で、日本に来た理由の一つに、アマンダちゃんが好きな韓国の歌手のコンサートに行くことだった。だから、アマンダちゃんは韓国語が少しわかるし、ハングルでLINEの名前を書いていて、私とは英語と韓国語で話す。
アマンダ達は、表参道の小さなライブハウスでのコンサートに行ったのだが、アマンダが日本語から英語にアマンダちゃんに通訳しなければならなかったので、余り楽しめなかったと言っていた。
アマンダちゃんは今回の旅行で食べたいものと行きたいことはほぼカバーできたと思う。トランクをもう一個買ったくらいたくさん買い物をした。アマンダに至っては靴を4足も買った。
私はビジネスでもアメリカ人とのお付き合いも長いけど、いつも思うことは、彼らはマイペースだと思う。楽しんでくれて良かったけど、それなりに大変でした〜。私も楽しかったですが、今は静寂で一人のペースに戻りました。
2人はデルタ航空のフライトアテンダントで、また羽田に飛んできて、ホテルは新宿ヒルトンで、うちから車で15分だからまた会いたいと言っていた。