これも高齢化の影響？

交通事故を起こした人の自動車保険料が2013年４月を目途に値上げされることになった。損害保険会社が等級毎の自動車割引制度を変更するためだ。背景には高齢者のドライバーが増えて、収益が悪くなっているからなのだそうだが、ここにも高齢社会の影響が出ているということだ。

今春から順次高齢者の保険料を値上げしているのだが、一方で高齢者を一律に扱うのはおかしいとの批判も出ていることから、実際に事故を起こしたドライバーの保険料を高くすることにした。

今迄は１年無事故なら１等級上がり、事故を起こすと３等級下がる仕組みだったから事故を起こせば保険料は上がる仕組みであったには違いないが、今回の制度では、事故の翌年から３年間は『事故あり」の割高な保険料となるらしい。

自損の場合、保険を使うかどうかは、保険料が変わるかどうかで判断していたのだが、少しのかすり傷くらいで保険等もはや使えない時代になると思う。

１年毎に精算する生命保険も、ここ数年は保険料の返却が極端に少なくなり、とうとう今年は０円だった。ということは高齢者の死亡率が上がっているということで、そのうちに保険料だけでは足りないなどと言って、追加料金を請求されるか、あるいは一定額以上支払った後に、１年後の追加生産方式に変わるのではないかと友人と笑ったけど、笑い話ではなくなるかもしれない。