昨年に続き北岳も敗退

４月３０日(土)　北岳右俣山スキー(夜叉神峠から往復)　天気晴れのち曇り　行動時間１０時間２３分

ＧＷの天気は難しいね。
朝一番は晴れていたが、すぐに早い雲が流れ始めて稜線へ取り付く時に
強風と雪シャワー、プチ表層雪崩で上の雪庇が強風で崩れたらと思い
すぐに降りてきました。

山の天気で北岳３１００ｍ付近の気温と風を調べていったが
気温は＋２℃、風は２２ｍだったので風が心配だったがズバリ
予報通り、気温はくもりとなり日差しがなかったので氷点下だったと思う。

夜叉神峠３時８分出発
丁度広河原に着いた頃に薄明るくなってきた。ここまだは予定通り


１時間弱歩いたくらいで雪が出てきた。(１９００ｍ付近)



ここまでは今日も山日和と思っていたが・・・



雲ひとつない快晴　自分写真も撮って気分良かった。



左俣が見えてきてデブリだらけ
一人登っているのか下っているのか人は確認できたが
八本歯ノコルへ登るルートが分からないのか右往左往していた。



私はデブリを見て右俣へ決めたがこちらも凄いデブリだ。
狭い所を通過する時が怖いのだ。
ここで雪崩に遭ったら逃げようがないので
しかし古いものか雪が硬くなくてスキーで苦労することなく登れた。



ボーコン沢ノ頭に一人歩いている人が荷軽で歩いていると思ったら
下山して駐車場でその人、本人と遭遇どこ行きましたと話していて
分かったが、凄い早い。池山御池小屋から今日２時半に起き北岳ピストンし
夜叉神峠まで戻ってくるのだから、荷物が軽いと体は良く動くということか？！



右俣の沢を直登し尾根まで出ようとしたが
強風と天候がイマイチなので登っても景色が見えないなら
危険を冒してまでも今日は登らなくてもいいかなと思い敗退を決断
(２７日に黄熱病の生ワクチンも接種しているので無理は禁物)



それじゃー滑るかと思ったが結構急な斜面
スキーを履くのも大変だったがしょっぱなからこんな急な斜面を滑るのも、
度胸が必要！何回か斜滑降して足を慣らしてから滑走開始
北岳(南アルプス)を滑るのは難しいのか。
まだ気温が低いので３０００ｍ級の斜面は難しいという事か？
天気が良かったら１２時間掛けても登ったと思う。



最後に北岳と右俣、左俣の１ショット
また挑戦させてもらいます。今回は視察という事で
ＧＰＳもアップロードして初期設定に戻っていたのでトラック記録が
しないになっていたので今回地図なしです。
稜線まであと１００ｍ付近まで登ったと思うが・・・
今回の移動距離は３６．７ｋｍ北岳まで行ったら４０ｋｍは越えていただろう。

南アルプスはさすが山が深いね。簡単には登らさせてくれない。
池山吊尾根も行きたいといろいろ浮かんでくるが、年齢と体力あと
何年くらい今のスタイルで行けるか？
どこかで変えないとダメな時が来ると思うがあと１０年くらいは
突っ走りたいねー