木村草太の力戦憲法

生命と宇宙と万物と憲法に関する問題を考えます。

ご質問について

これまでに、たくさんのご質問、コメントを頂きました。まことにありがとうございます。 最近忙しく、なかなかお返事ができませんが、頂いたコメントは全て目を通しております。みなさまからいただくお便りのおかげで、楽しくブログライフさせて頂いております。これからもよろしくお願い致します。

10月号は司法権です。

2012-10-04 19:06:54 | 作品情報 「憲法学再入門」
法学教室10月号、今回の憲法学再入門は
わたくしの担当で、テーマは司法権でございます。

前回、法の支配というのは、
事前に公示された明確なルールで、支配をしようという原理だ
ということが確認されたわけですが、
司法権の状況って、どういう状況だろうというところから
話が始まります。

司法権が発動されるのは法律上の争訟という状況ですが、
この場面というのは、権利義務を律する法=主観法について
当事者の間で争いがある、つまり内容の理解が異なっているわけです。


内容の理解が異なるって、アンタ、もうそれ、
事前に公示された明確なルールがある状況とは言えないですよね。

をを。法律上の争訟において、法はどこに?てか、そこに法はあるの?

といったことを考えております。


そして、話は、無限から無限をひくとどうなるのか、という
数学というか哲学的なお話へ、無限に続いてゆきます。

ああ、もうなにがなんだかわからん、という方は、
ぜひ、法学教室10月号を、よろしくお願いいたします。