お久しぶりです。春休みの延長をしていましたが、
ぼちぼち仕事開始です。
来週から、学部の講義がはじまります。
ちなみに、法科大学院では既に2日にはじまっていて、
入学式もへったくりもない状況です。えっへん。
さて、重要判例解説が店頭にならびはじめました。
先日お話したように、非嫡出子の法定相続分について
私、書いております。
読み直してみましたが、判例の状況、一般的な学説、
一般的な学説では検討が不十分な点=本当の争点の提示
判例分析と、我ながらよく書けている(自画自賛)。
と、いうわけで、ぜひ、みなさまもどうぞ。
ついでに、他の科目のお勧めをば。
刑法では、本学の星教授。
アルコールの影響により施錠な運転が困難な状態の定義。
よくまとまっていて、読みやすかったです。
実務的にも重要で、社会的にも注目を集めた事件の最高裁判決ですね。
もうひとつ。
ややマニアックな科目ですが、租税法の
神山先生の原稿。
神山先生は、私の東大助手の同期でありまして、
たくさんお世話になった先生っす。
彼の仕事は、経済学と法学の接触領域について英語で論文書く、
というような派手な仕事が多いのですが、
今回は、強制執行と源泉徴収義務という、
地味だけど大事な事件について、堅実に評釈をされております。
というわけで、皆様、星周一郎先生、神山弘行先生の原稿とともに
今年度の重要判例解説、よろしくお願いいたします。