本と映画とアイドルと ~数少ない趣味の記録~

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【本5冊目-2014】ソロモンの偽証 第Ⅲ部 法廷

2014-03-25 22:02:33 | -読書 2014
宮部みゆきさんの『ソロモンの偽証』3部作、ついに読み終わりました。


↓第Ⅱ部の感想はこちら。
【本3冊目-2014】ソロモンの偽証 第Ⅱ部 決意

↓第Ⅰ部の感想はこちら。
【本2冊目-2014】ソロモンの偽証 第Ⅰ部 事件


(以下、少しネタバレを含みますのでご注意を)

「もしかしたら、この裁判は最初から全て、仕組まれていた-?」
事件の封印が次々と解かれていく。私たちは真実に一歩ずつ近づいているはずだ。けれど、何かがおかしい。とんでもないところへ誘き寄せられているのではないか。
一方、陪審員たちの間では、ある人物への不信感が募っていた。そして、最終日。最後の証人を召喚した時、私たちの法廷の、骨組みそのものが瓦解した。



読み終わって、改めて超大作だなぁと思いました。

おそらく、第Ⅱ部までがんばって読み進めていければ、第Ⅲ部はどんな結末が待っているか、気になってしょうがない状態になっていると思います。


第Ⅲ部は全て法廷のシーンです。

検察側、弁護側が事件に関わった人物を証人として呼び、話を聞くことによって少しずつ真実を明らかにできていたはずが、裁判に関わる人物がそれぞれ違和感を感じ始めます。

登場する証人にも変化が現れ、あとは帯に書いてあるとおり、通常の裁判では現れないような証人が登場します。


そして迎えた最後の評決。

思いがけない結果であり、そしていろいろと考えさせられる結末でした。


これだけの作品を読んでおきながら、うまく感想がまとめられません。

読んでもらうのが一番ですが、この厚みで3部作だとなかなか躊躇するかもしれません。

でも、読み始めたら思いのほかスラスラ進むと思います。

とはいえ、超大作はしばらくご勘弁を。。。


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