本と映画とアイドルと ~数少ない趣味の記録~

本や映画、アイドルについてまとめた、作詞家「福田花音」推しによる、記録のためのブログです

映画11本目-2017|64-ロクヨン-

2017-02-26 23:56:58 | -映画 2017



昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件。

懸命に捜査したけれども犯人は捕まらず。

そしていつの間にか、時効があと1年に迫ってしまいました。

このまま時効を迎えてしまうのかと思った矢先、警察庁長官の視察に端を発し、再び事件が動き始めます。

そこには警察内部の隠蔽体質やマスコミとの対立など、事件の解決に向かうべきところに疑問が出てきます。

本当に事件は解決できるのか、そして犯人は誰なのか?



予告はよく目にしていた作品ですが、なかなか手に取れませんでした。

映画とはいえ、特に子供が犠牲になる内容は堪えるので、なかなかその壁は高いです。

その壁を乗り越えていよいよ見たわけですが、想像以上に良い作品でした。


とてもパワーを持った映画

見終わったあと、非常に圧倒されました。

前編/後編の2部作なので単純に時間が長いということもありますが、もちろんそれ以上にパワーが伝わってくる映画でした。

全体的に流れる時間は静かなのに、何だか激しさを感じ、最後には疲れていました。

こういう風に感じられる作品は本当に良い映画だなと思います。


出演者がまたすばらしい

出演している役者さんは錚々たるメンバーです。

どちらかというと年齢を重ねた渋めの方が多いですが、そういう方々が作り上げているからこそ、より受け取るものが大きかったように感じます。

出演者は大事なんだなとあらためて感じました。


警察やマスコミの…

事件の解決を目指してがんばっている人がいる傍らで、必ずしもそうではない人がたくさん出てきます。

犯人逮捕より保身に走る人、センセーショナルな報道ができれば何でもいい人、などなど。

映画とはいえ気分は良くなかったですね。

実際はこうではない、、と信じたいところです。



まとめ

とにかく、見終わった後にぐったりしてしまうぐらいパワーを持った映画でした。

これはもう見てもらわないと伝わりません。

役者さんの素晴らしさも感じることができる、とても良い映画でした。


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