春夏秋冬

日々流されないために。

田中一村の絵画展

2007年03月22日 20時59分40秒 | Weblog
昨日のお彼岸の好日、野田市・野田橋近くの報恩寺でやっていた、田中一村絵画展を見に行った。この寺は、豊山派真言宗、お大師様のお寺ということで、四国出身の私としては非常に親近感があるお寺だった。住職の話では600年続いている由。
 
展示されていた一村の絵は、若い頃の日本画。17歳から21歳ころの絵だったが、晩年の絵を彷彿とさせるデザインタッチ風な日本画になっている。もう一つは、蓮の花をかいた天袋絵。これもすばらしかった。一村そのものだった。
 
この寺所蔵の曼荼羅絵は風格があった。畳2畳ほどもある大きな曼荼羅絵が2つつり下げられていた。江戸時代のものだとのこと。
 
帰りに鐘突き堂でゴーンと一突き。まだ余韻が残っている間に、急いで、鐘の中に頭をつっこみ、鐘の音を確かめていたら、横から、アインシュタインですね、と見知らぬ方からの声が掛かった。鐘の中の音は、実際、急に減速されていた。
 


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