春夏秋冬

日々流されないために。

文化勲章

2006年10月28日 20時03分56秒 | Weblog

今年の文化勲章に、瀬戸内寂聴(84)さんが選ばれた。私は小説を読んだことはないが、徳島のご出身で、仏壇屋が実家だというのは知っている。84歳ということは、私より13歳年上。元気ですねえ。とにかく自分の考えで行動するタイプ。勇気がありますねえ。
 
もうひとかた、溶接工学・高温工学の荒田吉明先生(82)。私が荒田先生を存じ上げたのは、私が大阪大学溶接工学科の学生の頃。荒田先生は岡田先生の下で助教授をしていた。しかし、荒田先生には、教えて頂いた記憶がない。
 
その当時、荒田先生は今思うと30歳前後の時かな、高温装置の研究に没頭されていて、講義は担当されていなかったように思う。教授であった岡田先生は荒田さんの言うままに自由に研究をさせていたように思う。こう言うのがやはり実を結ぶということかも。結果論みたいだが。岡田先生も偉かったなと、今頃になって思う次第。
 
瀬戸内晴美にしても荒田吉明先生にしても、阿波弁で言えば、ガイーなところがある。他人が何言おうと、いいや!と、自分の道を突き進む。大きな抵抗があっただろうがそれを押しのけていったと言うこと。考えさせられるものがあります。
 

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