馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

破傷風、3回目の手術。

2023-09-01 09:30:46 | 日記
破傷風 医師より、延命措置はどうしますか?

続きです。
28日(月)兄の次女から電話。
「父が昼夜逆転の状態が続いています」。
昼間は眠り、夜半に幻覚症状に襲われ
痛みに耐えかねています。
私も前立腺癌での放射線治療では、
夜半に幻覚症状に襲われ
人間を辞めたくなった。
「29日 再手術をすることになりました」
3回目だ。
29日(火)5時起床。
終わらぬ仕事を8時半までする。
荷造梱包をして妻に手配依頼。
8時、自宅を出る。
11時40分 東海大学病院形成外科に着。
兄夫人と次女が待っている。
診察室で手術の説明を受ける。
脚に壊死が侵攻しています。
切ります。
今まで、本病院では破傷風手術をしたことはありません。
手術は約3時間です。
私は事前に調べた。
息子と娘の母子手帳には
破傷風ワクチン接種が記載され
接種済みの印が押されていた。


団塊世代以前は 破傷風ワクチンはなかった。
中学生時代に保健の先生から
恐ろしい病気であると知らされた。
戦国時代、その後の幾たびの戦争で
破傷風で苦悶の果てに死んだのだ。
参考画像。



私達3人は延命治療はしませんの
同意書にサインした。
手術室廊下で兄を待つ。
ストレッチャーが停まる。
横たわる兄の苦悶の顔だ。
頬がコケていた。
私達3人は呼びかける。
兄は3人を見るが声が初声られない。
午後3時院内食堂は閉店。
職員用食堂で食べる。
3人共、食欲はない。
兄夫人はパーキンソン病であり
歩行困難であったが、夫のまさかの手術に
ショックで立ち上がれない。
声も出せない。
次女は気丈に振る舞っているが心身困憊。
私の心は、今後の生活を考えると揺らぐ。
先ずは、生きて欲しいと願う。
医師団と看護グループは懸命に戦っている。
兄は 病院嫌いだ。
次女から、連絡があった前日に
救急車を呼んだが 兄が拒否したのだ。
コロナワクチンも副作用があるからと打たない。
「兄には以前も、コロナワクチンで死亡した人間が
いるとは報道されていない」。
説得するが拒否。
19時、手術は終わった。
連絡がうまくつかず顔は見れなかった。
今後は、全館報道、と次女、私への三つの連絡体制にする。
タクシーを呼ぶが40分待ち。
バス停に向かう。
若者が、伊勢原駅往き時刻を調べて、
乗り方も教えて頂く。
伊勢原駅で、バスを降りるが
兄夫人の両腕を次女と携える。
その時、老婦人が駆け寄り
下で支える。
見知らぬ通りすがりの人々に助けられた。
駅ロータリなのでタクシーはある。
次女が「もう大丈夫です」。
私は小田急線急行に乗り新宿駅へ
都営新宿線に乗り換え終点元八幡駅
そこから京成電鉄に乗った。
23時 自宅着。
虚脱状態だ。

手術室に向かう。

【和訳付き】アメイジング・グレイス(イギリス民謡)"Amazing Grace"  


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1 コメント

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Unknown (ガーベラ)
2023-09-01 11:26:58
お見舞い申し上げます。

破傷風の怖ろしさは聞いておりましたが階段から落ちた怪我が引き金になるとは
思いもよりませんでした。

一心さんが皆様にとってどれ程心強いか
早めの対応がどれ程大切か教えさせられました。
どうぞお身体ご自愛下さいませ。
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