馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

初恋が去った緑道。

2022-04-26 07:10:37 | 日記
ロシアの狂人プーチンブログが続いて
自分でもうんざりです。
心を甘美な想い出に浸りましょう。

4月25日(月)正午 桜上水事務所に着く。
妻の骨折経過書類を作成して弁護士に提出のため。
事務所マンションは、トイレ配管取替工事が
先週から始まった。
トイレは1階の管理事務所トイレか
工事用簡易トイレを使う。
清潔感がないので、皆 外のコンビニか駅で
トイレを使う。
私も甲州街道沿いにあるスーパーマーケットトイレを使う。
帰途、横道の住宅街にそれて
玉川上水の暗渠の緑道を歩き
ひと時のゆったりした時間を過ごしたい。
緑道の入口に子犬を抱いた少女像。


桜上水緑道
誰もが幼い日々への想い出がある。
小道を辿り、ペンキの剥がれた朽ちかける
ベンチに座った。
近くの小学校からの帰り道のお母さんと
ランドセルを背負う少女。
男の子もいた。
母親と少女は男の子にバイバイの仕草をすると
男の子は走って緑道を下りて住宅街に消えた。


遠い郷愁がこみ上げてくる。
想い出は、緑の樹間から
僕と幼馴染の少女がセピア色の
白線が入り混じった動画が映る。




恋の扉が開く瞬間 恋の戯れ(4) 彼女は脱皮していた。

番外編 想い出に浸る。

僕は彼女の遠ざかってゆく姿を
スローモーションになった目が追っている。
だが、僕の心臓は非常な早さで鼓動を揺さぶっていた。


彼女は、小柄な姿にほっそりした脚が
緑道の落葉を軽やかに踏む。
陽光の小道は、玉川上水の暗渠だ。
木漏れ日の中、残り少ない花びらが
彼女のからだをつたって落ちた。
立ち止まり、ゆっくりと顔を横に向けた。
しかし 振り返りはせずに
とうとう小道の終わりに行き着いた。
彼女は僕の方をふりむいて
別れのしぐさをし、姿を消した。
実際は 東横線多摩川園前駅を下りて
銀杏かプラタナスの並木道か
不確かな記憶。?
20歳の時だ。
それから、時は奔流となり
思い出すことなく
人生は僕から幼馴染を奪っていった。
加速度をつけて流れてゆく。

僕たちは 40歳の時
銀座寄りのホテル
緑が覆うカフェで再会するのだ。

幻想の想いから
ふっと、我に返った。
見上げる空には、茫漠とした青の背景に
白雲が浮かんでいる。




クラフト 言問橋


続く。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一心さんの周囲には常に美女が蔓延っておられますね! (原左都子)
2022-04-27 20:17:37
「桜上水」懐かしいです。
私が上京して間もない頃に付き合っていた彼氏が、当駅の近くのアパートで暮らしていました。 新宿のディスコで意気投合した仲でした。 たった3か月程の付き合いでしたが…
そうでしたか、一心さんはかの地にて恋愛をされていたのですね!
それにしても一心さんの取り巻きは、過去から現在に至るまで一貫して美女揃いですね!!! 
返信する
Unknown (馬鹿も一心です。)
2022-04-27 21:40:34
右都子さん!返信は右です。
どんな男も見た目の美人に見とれます。
だが、暫くして美女の表面と内面の乖離に気付きます。
格好良い男は、意外性ですが、見た目が普通の女性を選びます。
何故か?自分に自信があり、いつでも浮気ができる。
女房は安心して家庭を守ってくれる。
結論 女はその地に留まる。
男は、暫くすると流離の地に向かう。
そんな風に想うのですが?


 
返信する
一心さん、そんな回りくどいことを仰っていないで… (原左都子)
2022-04-30 19:38:23
一心さん理論は、私に言わせてもらうと随分と旧態依然とされているように捉えます。
今時、若造でない限り、外見で男(女)に惚れるでしょうかね???
私の場合の良き男の条件とは、知能と経験則でしょうか?(いえ、これも嘘です。その時その時で、気に入った男に惚れる単なる軽薄者です。)
「普通の女」の定義が私にとっては一生、理解できない言葉であるようにも思います。
そうだとして、一心さんは面白い方ですね!
返信する
Unknown (馬鹿も一心です。)
2022-05-01 08:31:31
おお!「普通の女」語句
ご指摘に右往左往しています。
僕は右でも左でもない中立です。
普通の女に関しましては、
僕がどのように思い至ったかを
以前から書きたいと思っています。
暫くお待ちください。

中立の馬鹿も一心より。
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