邂逅 想い出の東京駅八重洲地下街（1）

10月19日（木）コロナ禍で会えなかった友人と
午後3時、東京駅八重洲北口で待ち合わせ。
互いの勘違いがあった。
鎌倉在住の友人、
私は船橋
総武横須賀線は両者が繋がり
急遽に変更したのだ。
手提げ袋に生アイスケーキがあり
友人はてっきり桜上水事務所にいると思い持参。
八重洲地下街のニュートウキョウに入る。
支配人に生アイスケーキを厨房の冷蔵庫に預ける。
食道癌で61歳で死去した同期が支配人をしていた店。

30年以上前　仕事上で知り合ったが
個人的付き合いを深めた。
2人とも76歳になった。
国内有数の大規模八重洲地下街

ストリートは午後3時だが、日本の起点でもあり
全国から人が押し寄せる。
ラーメンストリートは行列。

東京駅八重洲地下街1  

東京駅八重洲地下街2  

会話は尽きない。
友人は、高校卒業後化粧品会社に就職したが倒産
お菓子関連の会社に勤めた。
関東地方に30店舗の店があり
取締役営業部長であった。
創業者は、福井県で家族で酒屋を営んでいたが潰れた。
20代上京して、自転車に一斗缶に駄菓子を詰め
売り歩いた。
剛腕の実業家であった。
友人は語る。
青息吐息の菓子製造の父ちゃん母ちゃんからは
幾らでも良いから持って来い。
全て買ってやる。
高級車に乗り高級なスーツで
売り込む輩には、徹底的に値切る。
パートの困窮主婦には、賃金とは別に子供手当をそっと渡す。
口は荒いが人情溢れたオーナー経営者は
バブルとともに発展拡大を続けた、
横浜駅西口ダイヤモンド地下街の
駄菓子店舗は、平日100万から200万
土日祝日は300万の売り上げ。
友人は当時35歳で年収1千200万を貰った。
創業者が物故して、長男が継承した。
一流大学出身だが、屁理屈理論を実践するが現場知らず。
徐々に衰退が侵攻。
遂には、会社を譲渡して、創業者の遺産で現在暮らしている。
友人には、仕事では助けられた。
感謝している、
友人は言う。
一心さんと知り合って、全く違い世界を観させた貰った。
ヤクザ、右翼、公安、警察、の裏社会の繋がり
壮絶な死闘。
外国との貿易
外国人との人脈
一流企業のエリートサラリーマン
様々の出会いをさせてもらった。
若い頃は、想像すらできない登山家であったのを知った。
一期一会
かけがえのないもの
邂逅である。


再会を約して東京駅で反対方向の総武横須賀線に乗車。

続く

邂逅 Kaikoh THE EXTENDED