馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

台北2日目 昼間。

2014-08-09 17:40:21 | 日記

8月4日(月)

台北初日の夜が過ぎて

台北2日目の朝 8時半 ホテル内食堂で朝食。

サンドイッチ、ジュース コーンスープ、サラダ

日本から持参の梅干。

台北での常宿では朝食はお粥だが、ここにはない。

暑い気候と水で胃腸を悪くする日本人は多い。

必ず梅干を朝食で頂くと安全である。

9時、外出。

KENNYが10時に向かえに来る前に

来台の目的場所を確認したい。

外気は既に強烈な陽差し。

5分程歩くと目的の門構えが見えた。

国立政治大学

友人の息子は1年間中国語を学ぶ。

台湾大学と並ぶ名門トップ大学。

日本の大学だと一ツ橋大学に相当する。

文系総合大学。

かなり広そうだ。

 

10時、ホテルに戻りKENNYの案内で再び政治大学キャンパスへ。

現在 夏休みで学生は疎らだ。

緑の敷地に学究棟が点在している。

キャンパスにATM機があるので、日本のカードで

台湾ドルが引き出せるか試す。

見事に台湾ドルが現れた。

台湾での銀行口座開設は必要なくなった。

私の息子が留学して三ヶ月間程は、居留証発行されるまで大金を隠し持った。

 

外国人が中国語を学ぶ棟を学生に尋ねた。

指差す方向は坂道のテッペンにある建物。

歩けば30~40分程かかると言う。

構内バスを教えてくれた。

坂の上の建物に留学支援室があった。

そこで女性スタッフから状況説明を受けた。

説明は中国語、あるいは英語であるが

KENNY以外は理解出来ない。

オリエンテーションを終え、蝉がけたたましく

人間が通るのを下の仲間知らせるがごとく鳴き出す。

汗ばむ体に風が吹き抜け緑の林道を下った。

台北郊外の静かで広大なキャンパスを有する

素晴らしい環境だ。

 

13時 大学近くの餃子の店に入る。

安くて美味しいチェーン店。

店内は高校生でいっぱい。

日本の高校生同様元気でうるさい。

水餃子、焼き餃子、具材は何種類もある。

注文はKENNYに任せる。

旨い!

 

私の息子も留学当初は言葉も分からないので

毎晩、餃子を買って食べていたそうだ。

 

友人の息子は8月25日に台湾に来る。

当面 ホテル住まいになるので

安いホテルを探すことにするが

政治大学近辺は高いので

私の息子が住んでいた景美(ジンメイ)までバスに乗って探すことにした。

乗り換えなし路線。これも実体験である。

 

14時 景美に着いた。

台北の中心から少し外れた場所だが夜市もあり賑やかだ。

先ずは 私の息子が住んでいたマンションを見た。

 

10年振りに見るのだろうか!

当時 新築マンションで大家さんは、近辺の地主で

旦那を亡くし娘二人との暮らしだった。

優しいオバサンなので息子はおおいに助かった。

盲腸で苦しんだ時も病院を手配して看護してくれた。

2階2LDKの贅沢住まいだった。

約2年住んで、後に台北の中心地三越デパートの近くに引っ越した。

 

安い宿泊先を探して街中を歩き回る。

暑い陽差しと蒸し返る空気に、タオルで顔、首を拭うと直ぐに濡れ雑巾のようになる。

 

3軒のホテルを見た。

一泊3千円程。

清潔でないとダメな日本人には辛いが

若者は慣れなければならない。

アジアで生きるには当たり前。

各ホテルの名刺を貰った。

帰国後、状況判断して決めることにした。

最後のホテル見学を終えて玄関を出ようとしたら

水をぶっ掛けられた。

スコールだ。

滝に打たれたような音と水飛沫だ。

日本も最近はスコールが多いが

台湾のスコールは目の前の人間が見えなくなるほど激しい。

ホテルでタクシーを呼んでもらうがダメ。

KENNY が豪雨の中タクシーを捕まえに行く。

 地下鉄 景美駅までタクシーに乗るが

軽乗用車に5人乗りは、小型スーツケースに

5人分の衣類を無理やり押し込んでだようだ。

場に向かう豚のように 全く身動きできない。

17時 景美から地下鉄に乗り台北駅へ。

地下鉄乗車を学ぶ。

途中 公館の駅名がある。

国立台湾師範大学がある。

私の息子はここで学んだ。

世界から北京語を学ぶための中心的存在である。

師範大学の教材を使って各大学も教えている。

留学生も多いが誘惑も多く、進級出来ずに挫折も多い。

政治大学を選択したのは賢明なことだ。

中正記念堂駅で下りた。

これから、台湾一の歓楽街 林森北路にお出ましだ。

 

次 眠らない街角に続く。