馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

秋近し竹林の風を友とし?

2013-09-14 15:13:28 | 日記

9月13日(金) 20時、両国橋渡り居酒屋かちかち鳥に向かった。

http://katikatidori.com/

 

店前テラスにテーブルと小さな椅子が置かれている。

午後のジョギングと風呂に浸かった体は

未だアドレナリンが活発に体内を巡っている。

店主にお願いして、野外飲食をする。

 

大きな山桜の下、提灯が灯り

竹の囲いもある。

 

日本酒 八海山、生ビール、焼き鳥を並べ

昼間の知らせに想い馳せる。

  

外の立ち飲みも好きだだが

野外テーブルで飲む酒は

秋近し竹林の風を友とし、八海山が喉元を過ぎる。

  

何~ちゃって気取ってみたところで

老人には場違いで風情がない。

 

両国の下町、ビルの谷間だが

若い男女が二人だけで語り合い

お酒を飲み旬の味覚を楽しみ

誰にも悟られない恋の語らいをしてごらん。

 

薄明かりの道を通り過ぎる人は

一人酒の私を見詰めながら通りすぎる。

 

まだ、秋風とは言えないが、心地酔いと

体を抜ける風は癒される。

 夜空に下弦の月は浮かんでいないが

旅立った友と切ない別れのあの人に

想いを込めて飲み干す。

22時 国道を歩き錦糸町に向かう。

 

本日の歩数計

26067歩

18768m

3時間35分

1432カロリー

異常でした。


笹の小舟。

2013-09-14 14:22:46 | 日記

9月13日(金) ランチ 冷麦を食べていると

携帯に同期から電話。

 

訃報の知らせだ。

大学同期だったのが先日亡くなった。

癌だった。

先年、亡くなった同期と同じく独身だった。

顔見知りではあったが、それ程親しい間柄ではなかった。

卒業後、偶然 飲み屋で会ったことがある。

毎年訃報の知らせがある年齢なのだ。

私もある日突然、仲間に訃報として知らされる日が

刻一刻近づく。

ぴんぴんころりを願う。

 

もっと悲しいことを聞いた。

数日前に聞いた人伝の噂は

長い年月、心奥深くにピンセットで貼りついた

弧愁に思いを馳せた。

あの人が、血液の病であると。

ランチ後、柳橋の川風を受けながら

神田川の上流を眺めた。

 

見舞うことも電話をかけることも出来ない。

その彼女に偶然会う機会が

数年前、葬儀会場であったがすれ違いだった。

その葬儀は私が勤めていた会社の後輩で

両親すでに他界、50代後半独身で一人っ子であった。

彼女は私が参列していることを受付で聞いたのだ。

焼香をすますと直ぐに葬儀会場から去った。

誰もが訝しがったが、私にはその気持ちが分かった。

 

ブログ 迎賓館前

http://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/ed397e222c12c63d1a2a87d1c6beae6e

イタリア ガラスペン 書き味

http://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/c6af6088504ad8dd3326a413cdde89e9

 

柳橋がかかる神田川の上流は善福寺川の名前に変わる。

橋の上で想いは湧き上がる雲のように消えては浮かぶ。

只 祈るばかりだ。

 

中国民謡

笹の小船

http://www.tudou.com/programs/view/lXSLmEY_uAU/

 

 

ひとすじのせせらぎ ゆるやかに

わたしの家の前を流れ。

ひとすじのせせらぎ ゆるやかに

あなたの家の庭めぐる。

 

せせらぎの水よ

日ごと流れてゆくが、

わたしの思いを

流せはしない。

せせらぎの水よ

夜ごと調べをかなでているが、

わたしの思いを

歌い尽くせはしない。

 

笹の葉で小船を一つ折り、

そこに白い帆を立てて、

わたしの思いをのせて、

あなたの心の港に向けて

送り出そう。

 

あなたの心の港に向けて

送り出そう。

 

 

午後3時 気持ちを吹っ切るように

両国橋から隅田テラスを吾妻橋まで

よろよろと走った。

 

  

それから、浅草橋弁天湯で熱い湯に浸かる。

 

事務所に戻り、デザイナー女性が作った

鶏煮込みでビールとホッピーを飲んだ。

酔えないな!

 

 


渋谷駅を下りると気が重い。

2013-09-14 11:14:55 | 日記

9月12日(木) 17時渋谷駅を下りた。

夕暮れのセンター街は人並みで溢れ

まもなく快楽の灯りが瞬く。

  

来るたびに憂鬱だ。

 

山手通りに出て大理石の病院玄関に入る。

 

名前を記入して3階のお袋の病室に入る。

お袋は私を見詰め、しゃべるが聞き取れない。

手を握る。

痰を吐き出すので、ティッシュで拭き取る。

 

弟が来るのを時計を見ながら待っている。

看護士さんが点滴を入れにきた。

看護士がお袋に話しかける。

「こちらの息子さんは誰ですか」?

「次男の○○」

ざらついた声だが聞き取れた。

弟がやって来た。

嫁さんは来れない。

大学病院の副院長である嫁さんは

病院建て替え会議でこのところ

遅いらしい。

 

お袋は末っ子の弟が来ると甘える。

私には決して見せない表情だ。

真ん中の息子はどううしても、はみ出してしまう。

小さい頃はそれが悲しくて、自分に向かせようと

悪さもした。

その度にお袋は泣いた。

 

弟にバトンタッチして病院を出る。

 

センター街に来た。

神田でよく食べた店名のラーメン屋があったので入った。

自販機でチケットを購入したが、間違えたのだろう

餃子とご飯まで付いてきた。

それならば、生ビールを飲まなければならない。

 

神田の店の味噌ラーメンは旨かったが

ここのは、はっきりと不味い。

系列店ではないのかな?

 

22時 自宅着。

本日の歩数計

18348歩

13210m

1014カロリー

異常でした。