馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

自衛隊・年金・居酒屋・ホームレス優雅な野外生活

2011-04-21 17:25:51 | 日記

418()21時、居酒屋あんこうへ行く。

もしもの停電のためLEDライト付キーホルダーを届けた。

ちょうど、常連客がいた、私がNO1と呼んでいる方だ。

なぜNO1と呼ぶかは、居酒屋あんこうは船橋ファミリータウンという

集合住宅の一角にあり800世帯が住んでいる。

その自治会役員をしていて、体型が、狭山丘陵のトトロあるいはマンボウに

似ている。ようするにデブなのだ。

私が2番目のデブなので敬意を込めてNO1と呼ばせてもらっている。

まもなく、船橋市議会議員選挙が始まるが、船橋浜町のマンボウさんは

2回市議選に立候補したが落選したらしい。

某政党から出馬したが供託金没収にはならない程度の票は獲得した。

次に現れた方

今日は飯岡までボランティアで被災者への炊き出しに行かれました。

妖怪ワールドの「うわん」に似ています。

居酒屋あんこうは地域社会でのオジサンのコミュニティーの場でもあります。

皆様、妖怪味のある話好きで優しい仲間です。

水木しげるの妖怪ワールドに出てくるような方々が夜な夜な

あんこうに徘徊しています。

22時頃、ニット帽を被り、古いジャンバーとジャージズボン、スニーカー

のオジサンが入って来ました。

違うグループの妖怪のようです。

ニット帽を取ると坊主頭です、禿げてはいません。

細身だが筋肉質な締まりある体型。

妖怪ワールドの「コロボックル」に似ています。

奥のテーブル席に座りビールとサラダを注文。

店主に煙草あるかと聞くと、店には置いていないと言う。

カウンター席にいた韓国人男性が煙草を一本あげた。

すると「おーい!マスターこの人にビール一本あげてくれ」

なかなか粋な妖怪で何処かの地方訛りでしゃべります。

韓国人男性はビールを遠慮しました。

韓国人男性はららぽーとの韓国料理の店で働いていましたが

大震災で韓国に帰国するそうです。

震災はこんなところにも影響しています。

コロボックル妖怪は財布から一万円札を店主に渡しました。

先に渡してから飲みだします。

万一飲み代オーバーしないためにしているそうです。

後、焼き魚を注文しました。

店主との会話で「俺はホームレスではなく乞食だ」と呼んでくれと言っています。

ビール一本飲み肴類は食べかけで直に出て行きました。

店主に「面白いオジサンですね」と尋ねると

「ほら、親水公園の公衆便所の隣に住んでいるホームレスだよ」と言います。

大変な驚きです。

1年前から現れたそうで近辺のホームレスのボスです。

ホームレス同士のイサカイを止め親睦を図っています。

時折ホームレスラーの子分を連れて飲むことがあるそうです。

「何でお金あるの」?

「元自衛隊員で今では年金で暮らしている」らしい。

居住用ダンボールはららぽーとから持ってくる。

手洗いは公衆便所、風呂は近くにあり漁師が使う浜町浴場

子分達は、親水公園のダンボールハウスからそれぞれの

仕事場に行くそうです。

元警視庁幹部だった友人に聞いたことがあります。

親兄弟親族との縁を切ってしまえば、これほど気楽な商売ないそうです。

税金は一切払わない、病気になれば役所が面倒見てくれる。

住民登録はしてあるが、住所不定で年金だけは銀行振り込み。

しかし、東日本大震災が遭って20万人以上の被災者が住まいを失い

避難所で将来への不安を抱え絶望的な生活を余儀なくされています。

私は考え込んでしまう。

親水公園も液状化により立ち入り禁止になっています。

  

ホームレスの方々は周辺に居住される人達とトラブルを起こさない

ように、ダンボールハウスも整理、清潔にしています。

又 彼らは公的場所にダンボールハウスを建築?

するので一般住民は立ち退き抗議が出来ません。

船橋の漁港に何処から辿り着き、ダンボールハウスで

朝な夕な海と太陽と月を眺め、後戻り出来ない人生捨て去り

年金使って居酒屋で飲食する。

亡くなる時はダンボール墓にはならないだろう。

生活する事は一定の縛りがあって窮屈を我慢して暮らすのだが

生きるって事だけ取れば方法はいくらでもあるんだ。

5年程前、親水公園にアメリカ人中年男性がホームレスしていた。

昼間は私が住むマンションで暮らし、

夜になると公衆便所横にダンボールで寝ていた。

偶然、事情を知ったのだが、マンションに住む女性を追いかけて

アメリカからやって来たのだ。

たまたま、夜遅く交番前を通りかかり知り合いのお巡りさんに

アメリカ人が本当にマンションにいるか聞かれた。

確かにエントランスで見たことがあると言った。

かなり前に中年だが、美しい魅力的な女性が両手に

食料品を持ち、暗い顔で公衆便所に入って行くのを見た。

その後、見かけなくなった。

マンションのガードマンに聞いた。

あのアメリカ人は紐だよ。

女性は「昼間仕事に行くから、アメリカ人には部屋にいても良いが

夜は外で寝なさい」と言ったらしい。

アメリカで一緒に生活していたが女性は日本に逃げた。

海を渡り追いかけるアメリカ人。

そして船橋漁港でホームレス生活。

その後何時の間にかアメリカ人は消えた。

噂では海兵隊出身なのでベトナムに渡ったと聞いた。

日本人ホームレスのボスは元々自衛隊出身なので野外生活は苦にならない。

戦後高度成長した日本だが平成になってから下降線。

飽食の生活は終わりどんな状況下でも生き抜く逞しさを

身に付けなければ再生しない。

いっその事、自衛隊に先5年間震災復興するまで政治体制を管理してもらいますか?