心の旅紀行

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日本政府がキムジョンウン朝鮮労働党委員長の東京オリンピック出席を否定するというが不可解

2020年11月19日 | 世界
オリンピックを政争の場にするならオリンピックは平和の祭典ではありません。平和の祭典でないなら日本で開催する価値はないでしょう。平和の祭典なら、キムジョンウン朝鮮労働党委員長が来ても問題はないと思います。警備の負担が大きくなる程度でしょう。朝鮮(北)の選手が来ても一般の人が応援に来ても問題ないと思います。日本政府が決めることではないでしょう。やるならおおらかにオリンピックをやってほしいと思います。

朝鮮がIOCの参加資格に触れるならば参加できないということはありえます。たとえば不正を国ぐるみでやっている場合はIOCは参加を拒否するでしょう。

オリンピックをきっかけに日本は朝鮮と交流を再開するといいと思います。朝鮮は東アジア諸国の一つです。工作員の犯罪や、核兵器の脅威に怯えているなら、日本は朝鮮に攻撃されない平和な国になるべきです。アメリカも世界中で工作員が活動しています。核兵器を持っています。攻撃されないから、あるいはアメリカの属国になっているから日本は安心してアメリカと交流しています。要するに攻撃されないことが重要です。
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保守、さらには復古では日本は衰退する

2020年11月19日 | 世界
日本の鉄鋼産業と言えばかつては世界のトップグループに所属していたのですが、今は半世紀遅れと言われています。昔の炭素還元に執着し、今も石炭が安く買えるということで水素還元に挑戦する意欲がありません。日本は炭素依存国ということで国連、あるいは世界から厳しい批判を受けてきました。世界協調性を捨てる訳にいかず、菅義偉総理は2050年炭酸ガス排出ゼロを目標とする方針を出さざるをえない情況に追い込まれました。アメリカも次期大統領のバイデン氏は、国連、あるいは世界との協調路線に復帰すると言われています。

慌てたのは日本の鉄鋼産業です。政府の保護の下、まだまだ炭素還元で行けると甘く考えていたのですが、どうやら政府の保護は限界です。現在の経団連は世界の動向を見る力を欠き、新規技術に取り組む意欲がありません。

ドイツや中国は早くから水素還元技術に取り組んできており、有利な立場に立っています。中国が、日本が2050年までに脱炭素を達成すると表明したことを歓迎したが、その理由は、水素還元なら日本より技術開発が先行しており、日本の鉄鋼産業に勝てると思ったからでしょう。

水素生産技術が重要です。これまた日本の技術開発遅れが目立っています。脱炭素はいいのですが、菅内閣は原子力利用を重視しています。しかし、国連、あるいは世界が原子力利用を問題にするのは時間の問題です。放射能汚染がおこる、放射性廃棄物処理処分技術がない、地球温暖化の原因になるなど人類にとって深刻な問題をかかえた技術です。やめることになります。この分野でも日本は半世紀遅れになります。

すでに技術開発先進国は自然エネルギー利用技術を実用化し、その利用を拡大中です。彼らは自然エネルギーを使って水から水素をつくり、水素社会を構築すべく、前進しています。自然エネルギーは発電量に波があるが、水素にエネルギ―返還すると、水素は貯蔵が可能ですから、安定したエネルギー源になります。

経験知識が乏しく、予測力がないため、日本政府は、発電量に波がある自然エネルギーより原子力利用の方がいいと主張する原発保有電力会社の言い分を聞いて太陽光発電技術を否定してしまいました。

日本の政府、会社、大学、技術者は目を覚ましてほしいと思います。保守では世界における自由競争に勝てません。日本が鎖国するなんて今は不可能です。世界の中で技術開発競争をやり、勝たなければなりません。すべての分野で勝てとは言いませんが、根幹産業で遅れをとることは日本衰退の原因になります。日本が衰退すると、貧困層が拡大し、社会が混乱し、さらに衰退するという悪循環が続きます。今は確実に衰退中です。現状を自覚し、世界動向をよく見て、世界の先進性を学んでほしいと思います。
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