原発に執着する日本が、原発を廃止したドイツをさらに引き離し、中国を追い上げているというなら日本の原発執着がまだ理解できるが、原発を廃止したドイツが日本を追い上げ、追い抜くとはどうにも解せません。日本はおかしいのだと思います。
日本はお米という歴史のある主食の生産を軽視し、しかも白米を好み、栄養のある米ぬかを実質捨てているというのは異常です。アメリカから輸入した小麦の消費が増えたことで日本人の体質に変化がおこって思考・神経系の異常者が増えているとの警告があります。食料歴、食料の変化が健康に大きい影響を与えることは定性的に理解できます。
現代の日本人は総保守で、自由自主独立の精神を欠き、弱々しいと思います。問題解決、合理化近代化に取り組む姿勢が弱いと思います。思考・神経系に問題があります。食生活の変化が関係しているかもしれません。
私は戦中戦後栄養失調に苦しみ、小学生時代は病弱でよく小学校を休んでいました。中学時代も栄養失調が続き、体は小さく細く、ほほが痩せこけてみすぼらしかったので先生が心配し、「キャラメルぐらい買ってもらえないものか」と言ったことをよく覚えています。神経質でした。
会社に入社し、東京勤務になり、会社の独身寮に入ったら独身寮の食事の量の多さに驚きました。栄養士が栄養を考えていました。企業戦士を育てるには栄養がだいじということでした。病弱がうそのように健康体になり、仕事人間になりました。新事業をおこし、その事業部長なりました。栄養学に目覚め、栄養学を重視し、食事は十分とり続けました。1時間半の満員電車通勤にも耐えました。
栄養学を重視し、元気の出る食事に回帰し、元気になり、問題解決に自由自主独立の精神で取り組む人になりましょう。生きるとは食べることです。
(注)蛋白質では日本人は青魚をよく食べてきました。現代は畜産物が多いと思います。これも思考・神経系に影響を与えているのではないでしょうか。栄養学が非常に大切と思います。貧困層が増え、食事が少ない、食べるものが偏っているなど日本は危険な状態になっています。防衛費を増やすのではなく、食料生産改善改革費を増やした方が日本の安保になります。