心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

同盟という考えは世界を分断する

2020年11月11日 | 世界
菅義偉内閣はアメリカとの同盟をさらに強化すると言います。東アジアの分断が延々と続きます。中国・ロシアとの経済交流拡大は戦争の恐れを小さくしたが、政治体制の違いが大きな障害で分断を解消することができないでいます。

日本が自由独立の国なら、政治体制の違いを乗り越えて、平和的な東アジア諸国連合をつくることができますが、長年のアメリカとの深い関係で日本の政界には親アメリカ派が巣食っており、アメリカ依存心を捨てることができないでいます。

自民党には親中国派がいると言われていますが、問題は親中国派が強くなればいいというものではありません。親中国派が勝てば、日本の民主主義がゆらぎ、専制政治になる恐れが非常に大きく、今度はアメリカから制裁を受けることになります。東アジアでも日本は警戒される国になるでしょう。

日本にとって重要なのは親アメリカ派でもなく、親中国派でもありません。東アジアを平和な地域にするという信念を持った自由独立の精神を持った政治家・政府職員・人々だと思います。

日本が自由独立の国になるためには、アメリカや中国と軍事力競争をすることではありません。軍事力競争をやれば間違いなく日本は失敗します。貧困層が拡大するだけなく、軍事力も中途半端で、外交にも戦争にも役立ちません。戦前戦中の二の舞です。技術開発と生産が鍵だと思います。保守にならず、問題解決に積極的に先進的に取り組むことがだいじと思います。今の日本、収益主義に陥り、技術開発・生産力が大幅に落ちています。これでは日本にいいところがなく、世界から評価されません。批判されることが多くなります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする