心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

富士総合火力演習は20世紀前半の戦争を見ているよう

2023年05月31日 | 世界

現在のロシアのウクライナ戦争を見ていると、ミサイルや無人攻撃機の攻撃でロシアもウクライナも戦車のような武器はほとんど破壊され、失っています。ミサイルなどが戦車の類に当たれば乗員は死ぬでしょう。古くさい無価値の危険な武器と思います。

陸上自衛隊は5月27日、国内最大級の実弾射撃演習「富士総合火力演習」を東富士演習場で行ったそうです。いろいろな武器が登場しますが、目立つのは戦車の類です。

日本は島国ですから、いるとすれば敵はミサイル、戦闘機、無人攻撃機で攻撃します。今時戦車戦はないでしょう。日本の戦車の類は防衛に役立つことなく破壊され、乗員は死ぬでしょう。

ところが5月27日の昼間の演習で使われた弾薬は約40トンで、費用は約8.5億円、 夜間演習は弾薬約17トンで、約2.2億円にのぼったそうです。演習の総経費は19億円と言われています。

自衛隊は真剣に防衛を考えているでしょうか。動かない演習場の的に砲弾を当てる練習をして何が演習でしょうか。聖なる富士山の山腹を穴だらけにして何が演習でしょうか。現代は飛来するミサイル、戦闘機、無人攻撃機を100%迎撃しなければなりません。

日本の戦車の類は外敵に対してではなく、戦争に反対する日本の平和主義者に向かってくるのではないかと心配です。

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朝鮮(北)の軍事偵察衛星1号の打ち上げは失敗した

2023年05月31日 | 世界

長距離弾道弾実験はこれまで成功してきたので軍事偵察衛星1号の打ち上げは成功する確率が高いと思っていました。

しかし、今朝実行された打ち上げは、朝鮮中央通信が、すぐ、軍事偵察衛星発射時に事故発生、2段目ロケットが作動しなかった、新型エンジンシステムが信頼性と安定性に欠けていた、使用された燃料の特性も不安定だったなど国家宇宙開発局の報道官のコメントを報道しました。同局は、原因を解明して対策を講じ、可及的すみやかに2回目の発射を実施するそうです。

使用したロケットについては新型と言っても何度か実験にしてきたと思うが、問題があったようです。燃料まで問題があったと述べています。宇宙開発は無理してやっている感じがします。すぐ2回目の発射を実施すると言うが、これも無理している感じです。問題は、技術だけでなく、人材、資金、資材などにもあり、大きいのではないでしょうか。

ロケットや衛星が迷走して予期せねところに落下すると非常に危険です。無理は損、また外国に迷惑をかけます。外国との交流を閉ざすでしょう。外国と仲良くしたいという思いがないと、朝鮮の未来は暗いままと思います。

なお、失敗を隠そうとしていません。世界とコミュニケーションをとっている印象です。朝鮮は何を考えているのでしょうか。

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事業家・仕事人の時代

2023年05月31日 | 世界

アメリカ電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が中国を訪問しており、中国の主要政治家が喜んで彼と会談しています。マスクCEOは会談で「アメリカと中国の利益は密接不可分だ」と指摘したそうです。彼はアメリカと中国のデカップリング(切り離し)に反対しており、中国ビジネスを拡大し続けて発展の機会を共有したいと述べたそうです。さらに、中国での生産について「中国人は勤勉で賢く、中国の発展は当然だ」とほめたそうです。

中国としては電気自動車技術を学ぶことができるとテスラ中国進出を歓迎しています。すでに中国は電気自動車市場としても電気自動車輸出国としても世界一です。このような中国事情を承知の上でマスクCEOは中国で電気自動車を生産しています。

マスクCEOは事業家として世界を舞台にして活動しています。中国の政治家はまだ国主義ですが、彼はすでに世界主義です。

彼を見ていると今後は政治家の時代ではない、事業家・仕事人の時代と思います。どこの国でも政治家は国主義で、政策に手詰まりで、不自由ですが、事業家・仕事人は国をこえて世界を舞台にして活動します。彼らは中国の事業環境が悪ければ、次の事業環境最善の国を探し、その国に投資します。

自然、国主義の政治家は自国の事業環境改善に努力します。これは否定すべき現象ではないと思います。

日本の政治家は、国主義の度が過ぎて排他的になっています。日本の事業環境は劣悪で、日本人すら自由に事業・仕事を展開できません。日本人は国内で第三次産業に追い込まれ、過当競争、低賃金に呻吟しています。排他的国主義が原因です。日本の大学には世界の有能な学者・研究者が来ていません。日本人のお山の大将が威張っているだけです。これでは世界で活動する事業家・仕事人が育ちません。日本経済も低迷です。

日本の政治は不健全な国主義が強すぎ、保守、排他的で、井の中の蛙で、思考が不自由です。事業・仕事環境を改善する、生産環境を改善すると考えるべきです。

日本の政治家は、防衛・戦争と叫んでいます。これは日本の事業・仕事環境を悪化させる「悪しき国主義」です。アメリカやロシア並みの劣悪政治と思います。幸福度世界トップクラスのアイスランド、ニュージーランド、アイルランドに学んでほしいと思います。幸福な国は防衛・戦争と叫んでいません。政治家は、学問・研究環境改善、事業・仕事環境改善、生活環境改善に注力し、国民の生活水準の高さに誇りを持っています。アメリカやロシアはこれらの国を攻撃の対象にしていません。これが平和主義のよさです。

日本は、中国やロシアをあえて敵とし、アメリカと同盟して、あえて事業・仕事環境を悪くしています。だから中国やロシアが脅威になります。日本の政治は劣悪と思います。

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ロシアは秘密警察が非常に発達しており、反政府地下組織が育たないようだ

2023年05月30日 | 世界

誰かが音頭をとってサボタージュをやるのも、当局に拘束され、できないのではないでしょうか。以心伝心で政府に対し非協力になるしかないのかもしれません。政府に対し、従業員が戦争をやめてくれと思えば、自然、武器弾薬生産工場では生産力は落ちるでしょう。欠陥品も増えるでしょう。

軍人も戦闘意欲がなければ攻撃に力が入らず、死なない行動が増え、ウクライナ軍の反撃に負けるでしょう。戦線維持に力を入れるが、武器弾薬が不足すれば、ウクライナ軍の反撃にさらされるだけですから後退せざるをえないでしょう。

これまではウクライナ領内の親ロシア派のためという思いがあったと思いますが、ウクライナ全体のロシア化を狙った戦争をやってしまったので世界の非難をくらってしまい、戦争する正義をロシアは失いました。

ロシア寄りの中国、ブラジルなどが和平調停に動いてくれているが、ウクライナは我に正義ありと信じ、占領地奪還で戦争は終わるとしています。先進国もロシアの不正を正すと考えているのでウクライナの方針を支持しています。

失脚を恐れるプーチンロシア大統領一派は、本当に戦術核を使うかもしれません。彼らは狂っており、破れかぶれになる恐れは大です。

ロシア内に、プーチン一派を倒す勢力が誕生するといいのですが、現状、ないようです。怖い戦争になりました。

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朝鮮(北)が軍事力強化を続けることができるのは不思議

2023年05月29日 | 世界

朝鮮水路当局が、日本の海上保安庁に対し、今月31日0:00から来月11日0:00の間に初の軍事偵察衛星を打ち上げるとメールで通告してきたそうです。

朝鮮は、黄海、東シナ海、ルソン島の東方の3か所に狭い範囲ですが、危険区域を設けるとしています。ロケットの残がいが落下するのでしょう。

朝鮮は、2016年2月、午前の時間帯に発射し、ロケットは石垣島上空を通過しました。朝鮮は地球観測衛星を軌道に投入することに成功したとしています。この地球観測衛星が本当に機能しているかわかりません。

朝鮮はロケット技術に自信があるようで、危険区域を明確にしています。しかし、失敗する確率もありますから日本の南西諸島に何かが落下してくる恐れがあります。自衛隊がこの落下物を発見し、迎撃ミサイルで破壊できるかわかりませんが、警戒体制をしくそうです。

世界との経済交流が限られているのに朝鮮が軍事力強化を続けることができていることは不思議です。朝鮮の民生は非常に苦しいと思います。よく人々は貧困に耐えていると思います。軍人だって苦しいのではないでしょうか。信じられないようなマインドコントロールが作動している不思議な国です。

先進国は朝鮮を閉じ込めるのではなく、新風を吹き込む工夫努力をしないと、今後50年も朝鮮の人々は貧困に苦悩するのではないでしょうか。先進国も朝鮮の異常は不安でしょう。

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政情不安定なベラルーシに核配備は理解しにくい戦略

2023年05月29日 | 世界

ベラルーシに隣接してラトビア、リトアニア、ポーランド、ウクライナが存在します。ロシアが核兵器をベラルーシに配備することは西側に対し非常に強い脅しになります。しかし西側は参ったと言ってウクライナに対する支援をやめないでしょう。

核には核で対抗するということになるかわかりませんが、ロシアのウクライナ戦争は、縮小するどころか拡大しています。ロシアの狂気の度合が異常に増しています。

ところでベラルーシはルカシェンコ大統領の政治が国民に支持されているとは言えません。反ルカシェンコを表明している人は、迫害を恐れ、外国に逃げ、国内在住の反ルカシェンコ派と連絡をとり、ルカシェンコ大統領失脚を狙っています。反ルカシェンコ地下武装組織があるのではないでしょうか。

ベラルーシの経済は低迷し、政情はさらに不安定になるでしょう。

核兵器保管所そのものが敵に近すぎ、防衛がむずかしくなるのではないでしょうか。いかに防備が頑丈な核兵器保管所を建設しても反ルカシェンコ派は常時保管所を見張り、盗むか破壊するチャンスを狙っているでしょう。西側に近いことは西側にとっても攻撃しやすいことを意味します。ロシアから遠くなればなるほどロシア軍人の不安が増し、忠誠が揺らぐという問題もあると思います。

ロシアは脅し効果を大きくしたかったのでしょうか。狂気は戦争拡大につながります。第三次世界大戦にならないことを祈ります。(注)中国を追い詰めると非常に危険です。中国がロシアと同盟すると非常に危険です。アメリカとEUは危険を感じていると思いますが、売り言葉に買い言葉、対立が対決になると危険です。

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政経分離と言ってロシアと経済交流しているとロシアのウクライナ戦争を支援することになる

2023年05月29日 | 世界

日本の優柔不断はロシアのウクライナ戦争を長引かせる原因になっています。善良なロシア人には厳しいことですが、今は日本人は事業・仕事の相手をロシア以外の国に求め、ロシア人との経済交流を控えることが望ましいと思います。政治家、国家公務員、経営者は、戦争を長引かせると、日本の経済が低迷し、最後は自分も苦しむことになることを悟るべきです。

ロシアを制裁すると考えるのではなく、現状ではロシアとの交流に将来性がないと判断し、控えると考えるといいと思います。よく考え、行動する実行力を大切にしてほしいと思います。現在の日本はウクライナを支援しているのではなく、実質、ロシアを経済交流で支援していると思います。

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ロシアのウクライナ戦争は10年戦争、20年戦争になりそう

2023年05月28日 | 世界

ロシアは占領地を返還しない、ウクライナは奪還すると言っています。G7はウクライナ支援を続けますが、ロシアを圧倒するような武器支援は行いません。

ロシア軍に厭戦の動きがあるようですが、全軍厭戦ではありません。

双方に大勢の戦死者を出しながら前線は地獄、ロシアの占領地は荒廃でしょう。

ロシア内で反政府運動が激化し、プーチンロシア大統領が失脚すると政治が変わり、戦争がやむ確率が高くなります。しかし、プーチン大統領は取り締まりを強化しています。反政府運動の高まりは期待できません。

ウクライナとロシアが衰亡するだけではありません。戦争犯罪国ロシアを取り締まれない世界は不法国続出で暗い状態が続きます。戦争の時代到来です。

防衛費増額、アメリカとの同盟強化と叫んでいる日本は、戦争する国になるでしょう。不法国になるでしょう。幸福度世界トップクラスのアイスランド、ニュージーランド、アイルランドなどとは全く違った戦争の道を走っています。

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中国は自由化から統制に政治変換

2023年05月27日 | 世界

改革開放、高度経済成長、不動産バブルとその破裂、改革開放に対する反省、自由民主主義国との競争意識(特にアメリカとの競争意識)、共産党統治の不安と強化、共産党による統制の強化・経済の立て直し、中国を中心とする経済圏の拡大ということで、今、中国では広い分野で統制強化が積極的に行われています。

農業だけでなく、すべての分野に統制が及び、消費的産業も規制の対象になっています。

共産党批判に対しては厳しく罰します。何が何でも共産党に従えという強い態度です。

一応民主主義国と仲よくしたいということで、ロシアのウクライナ戦争では調停役を頑張っているが、ロシア寄りは見え見えで信用はありません。

ウクライナ戦争の悪影響は中国にも及んでおり、経済回復の見通しが不確かです。

これで中国経済は立ち直り、国民は幸福になるかが問題です。

幸福度でアメリカと競争ということですが、アメリカもゾンビ化が進んでおり、競争結果の予測がむずかしい状態です。

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国連が世界平和に役立つ日は永遠に来ない

2023年05月27日 | 世界

現在の安保理常任理事国が国威執着を捨て世界の人々のためになる国連改善・改革を行うことは永遠にないと思います。国連改善・改革という考えは空しいと思います。

なお、国連職員については世界平和のために尽力していると思います。

国連職員を含め、世界平和をまじめに考えている人々は、国威に執着する強大国が国連機能を麻痺させていることを悟るべきです。

つまり世界平和のためには強大国無力化が必要です。アメリカは中国と対立・対決していますが、どちらが勝っても世界平和の障害です。強大国が残り、国威を振るいます。

強大国無力化にはその国民の自覚が必要です。国民が自国の国威に執着するなら強大国は威張り、世界平和の障害になります。

現在は、法に関する学問機関、研究機関、個人研究者、さらには一般の人々が世界平和維持に必要な世界に通用する法について考えることだと思います。国の文化水準ではなく、人々の文化水準が問題です。国威に執着する権力者政治家に付和雷同し、国威々々と言っているような人々では強大国は無力化しません。

世界に通用する法に関する学問・研究が人々の間で発達することが必要条件と思います。

ところで一つ問題を出します。国が軍を持っていたら、あるいは国の中に民間軍があったら世界平和の障害になると思うがいかがでしょうか。

考えるのは面倒くさいと思うのではなく、世界平和について考えることがだいじと思います。

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