心の旅紀行

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最近3年間に国連に拠出した資金額はアメリカ1位、ドイツ2位、イギリス3位

2020年11月07日 | 世界
国連の発表によると、最近3年間の合計額から算出した1年間の国連に対する平均拠出額は、1位アメリカ105億ドル、2位ドイツ40億ドル、3位イギリス35億ドルです。日本は4位の24億ドルです。

アメリカは国連に対する資金貢献を減らそうとしていることが目立っていますが、それでも1位です。国連を立て、国連改善に注力してくれると世界指導力を発揮できるのですが、何かと文句ばかり言って損しています。トランプ大統領は特にアメリカ一番と言って反抗的でしたが、もしバイデン氏が大統領に当選すると、1位らしい行動にちょっと戻りそうです。なお、アメリカ国連代表部は今後も国連をだいじにすると述べています。

ドイツはアメリカの半分以下ですが、さすが実力を発揮しています。現時点ではバランスのとれた比較的信頼度の高い国です。

イギリスは国連創設国の意地で頑張っている感じです。その世界観は現在でも健在と感じます。

日本ですが、経済世界3位と言われている割には資金貢献度は低く、何とドイツの半分強にすぎません。直接途上国に支援するなど日本を外国に見せることに力が入っていると言われています。人材面での国連に対する貢献度はG7中で最下位だそうです。国連の重要性を理解できていないようです。

経済世界2位の中国は何と6位で、資金はアメリカの13%にすぎません。中国は中国のことで精一杯という感じです。人口14億人と言われれいます。中国が世界を支配すると考えているかもしれません。

国連は大小、強弱いろいろな国約200か国の連合体です。安保理常任理事国という不平等な制度があるだけでなく、国の1票の重みが全然違います。民主的運営が非常にむずかしい状態です。それでも世界平和を実現するべく、国連職員、大半の加盟国は一生懸命工夫努力しています。日本は大国ではありませんが、中堅国として大いに国連で活躍できる力を持っています。アメリカに従って、妙に抵抗していますが、もっと国連を世界平和実現に活用すべきです。核兵器禁止条約反対はいただけません。
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