◆Let’s log life◆

*v* ログ屋のひとりごと *v*

スコーミッシュリバーでのひとコマ

2005-12-17 | カナダ
カナダのログヤードはスコーミッシュという町で・・とは以前紹介しました。スコーミッシュの町を流れる川の上流の写真です。
カナダのスタッフは、仕事が休みだと自然を求めて、東へ西へと行動します。
このスコーミッシュあたりは自然の宝庫で、その一つがこの川です。毎年秋になると産卵のために鮭が昇ってきます。この鮭を目掛けて白頭鷲がやってきます。(写真が無いなあ)
白頭鷲は米国のシンボルなのですが、一ヶ所で一番たくさん白頭鷲を見ることが出来るのは、実は、スコーミッシュとチーカムスという川を含めた、このあたりのスコーミッシュ渓谷といわれるところだそうです。意外ですね、詳しいことはまた勉強しておきます。

小さな滝が見えてます。


吸い込まれそうです。ログハウスだけでなく、
自然の写真もアップしようかな?と思ってます。

D邸 ログハウスのキッチン

2005-12-16 | ログハウス
今回はD邸ログハウスのキッチンの紹介です。
ログハウスに住むには、もちろんキッチンは必要なのですが、お客様の要望によって色々あります。
メーカーの既製品、オーダー品、手作りetc タイル貼り等も人気です。
今回は、今までに無い(今後も無いかも)スタイルの物となりました。
丸太(ウエスタンレッドシダー)を二本並べてカウンターを作りました。そこにシンク(アメリカ製)、蛇口(アメリカ製)とレンジ(ドイツ製)を埋め込みました。

扉は手作りで作りました。(ウエスタンレッドシダーの板を使いました。)
こんな個性的なキッチンは見かけないと思います。

松阪でも薪ストーブ2

2005-12-15 | 薪ストーブ&ランプ
12月も半ばになりました。天気予報では全国各地で連日大雪との放送です。
ここ松阪では雪こそ降らないけれど、寒い日が続いています。
K邸へ伺ってストーブの様子を見に行きました。10年少し前から使用していたストーブの調子が悪いので・・との事で先日入れ替えをしました。
キハタで標準のレージェンシーF2400です。毎日夕方からは火を入れるとのことで、時間を見計らって行きました。
やっぱり、石油ストーブとは違って暖かさは比較にならないとのこと。温暖だから別に無くても困らないけれど、薪ストーブを使い始めると元に戻れないようです。

レージェンシーはデザインがシンプルなのであまり絵にならないけれど、
使う分にはちっとも関係ないです。

出窓の外に飾られていました。

S邸ポスト&ビーム外構

2005-12-14 | エクステリア
以前建築させて頂いた、S邸ログハウスの外構の様子です。
ログハウス本体は、イエローシダーを使用したポスト&ビームです。
開発してから年月が経った静かな団地の中に建っています。
もともと、この団地にお住まいだったお客様でしたが、家の斜め前の土地が手に入りましたので、そこに新築をされました。
ログハウスはどうしても田舎、自然の中が似合いますが、通勤、通学などのこともあって、街中で建てる場合はポスト&ビームを希望されるケースが多いです。

外構工事には、古レンガと枕木を使用しています。シンプルですが、明るいイメージで出来ています。
大きな写真はここを『クリック』して下さい。

防火構造(30分耐火)ログについて

2005-12-13 | ログハウス
以前から、マシンカットの防火対応について触れてきましたが、簡単な説明をします。尚、この写真は、ログ材の防火試験をする直前のものです。

従来より、市街地では、さまざまな規制などがありました。
ログハウスを建てるにあたっては、防火関係の規制がどうしても障害になることが多く、計画そのものを大きく変更しないと駄目なこともありました。
防火地域、準防火地域などはもちろんですが、意外と気がつかないものがあります。建築基準法22条・23条地域というものです。不動産関係の方でも知らない人もいるくらいです。(省略して22条地域とします。)

この22条地域は、防火地域、準防火地域ほどではないけれど、防火に対して気を付けなさいよ~と言う感じで、屋根及び外壁に対しての規制があります。「屋根は燃えないようにしなさいよ」「外壁も燃えないようにしなさいよ」と言うことです。屋根と外壁に限定しているので、一般住宅であれば問題ないのですが、ログハウスの外壁は『木』ですから問題です。窓、ドアは規制対象外です。
※屋根は全域ですが、外壁の場合 延焼の恐れのある部分が対象なので、敷地が広い場合はOKです。(ウッドシェイクは原則的に駄目です。)

不思議に思うかも知れませんが、ポスト&ビームであれば22条地域の場合は比較的簡単です。規制が掛かっているのは、屋根と外壁です。壁が不燃であれば、柱は木で問題ないです。庇もベランダも壁では無いので木でOKです。(ベランダの床の仕様により駄目なケースもあります。)

建築基準法では木は燃える、鉄、コンクリートは燃えない等という大雑把な分け方をしているので、今まで我慢をしていたわけです(昔から丸太など大きな木は燃えにくいということを経験でわかっていましたが・・) 規制緩和のおかげで、実験をしてある時間燃えないことが証明できたら認めよう ということになってきました。

続きは次回に・・・(尚、文の中の内容に関して例外もあります。)

Y邸 ログハウス足場解体

2005-12-12 | ログハウス
Y邸ログハウスの足場は全部はずしました。すっきりしました。
今日は朝から浄化槽の埋設をしていたんですが、掘ってみてびっくり。
大きな石がごろごろ(岩くらいの大きなもの)、とても掘れる状態ではありません。
予定していた場所を何回も移動してやっと入れる場所確保です。地面の中はわかりません。地盤面より深さ2mくらいの中の大きな石なので(一つや二つではありません)、きっと大昔に山からごろごろ転がってきたのだろうなあ~と一人思いました。

妻壁がきれいに見えましたので、パチリと一枚撮りました。
レッドシダーとシッケンズの色あいがキレイです。

山の中の看板

2005-12-11 | つれづれ
先日、岐阜県の高山方面へ出かけてきたとき、気になる看板がありました。
お客さまが、ログハウスに似合う土地を探しているとの事で、現地に行きましたらありました。
結構田舎なので、単価はどうかわかりませんが、キャッチコピーなるものが良いです。
これに、夢と幸せを付けて販売してもらいたいです。他には、明るい未来とか・・・
ともあれ、ログハウスであれば色々かなうのではないかな~と勝手に思っています。
この現地は、今は雪の中ですね。きっと・・雪の多い地域ですから
(そうそう、この土地には、冬の雪景色もついてくると思います。多めですが・・)

ウィスラーのイルミネーション

2005-12-09 | カナダ
12月も9日となり、クリスマスも近づいてきたので、気分だけでも・・
カナダでログハウスを加工しているヤードは、バンクーバーとウィスラーの真ん中と11月22日紹介しました。
写真は、今年の1月の写真(古~い)ですが、今年もクリスマスが近づいて、ウィスラーのヴィレッジ中がイルミネーションに照らされています。
どこでも同じではと思うかも知れませんが、ウィスラーのイルミネーションはほかと違います。ビレッジごとにイルミネーションの色が違うのと(赤、緑、黄色、青、白など)イルミネーションは発光ダイオード (LED) で出来ていることです。
LEDの光はキレイ&クールな雰囲気です。消費電力も小さくてGOODです。

現地へ行けない人のために・・・
『ココ』をクリックしてもらえば、大きな写真になります。

A邸ログハウス庭

2005-12-08 | エクステリア
琵琶湖近くに建つA邸の写真です。建ってから4年くらい経ちました。
手入れがきちんと行き届いているので、建物がきれいです。
庭のアプローチには、ストーブ周りやアメリカ海軍などで使われていた古いレンガを集めて敷いたそうです(家族で作られました)。敷地には薪小屋をはじめ、車庫などすべてがログハウスとマッチしています。
建築中は、外壁(内部も)のサンダーがけと、デッキ部分を含めた外側の塗装をされたのですが、住まいから建設地までは距離があったのでA様は家族全員で、週末ごとに建設中の家にやって来て、家の中にテントを張って1泊し作業をされました。弟さんやご主人の友人も手伝って頂いたようです。そうして存在感たっぷりのハンドカットログ・A邸が誕生しました。なおログ材はウエスタンレッドシダーです。


先日「ログハウスに住む」Vol.8で紹介をされました。

I邸ログハウスの斧

2005-12-07 | ログハウス
夕日に染まる美しいログハウスです。このログハウスは以前建てさせて頂いたI邸です。
良く見ると母屋に斧(アックス)が刺さってます。ログハウスなので薪ストーブの薪割りに必要ですが・・・実はビルダーが作ったオブジェです。
遊び心で作ったものですが、太いレッドシダーに良く似合います。
室内には時々変わったものを作ったりするのですが、屋外は珍しいです。
お客様に結構受けますが、実際するかどうかは・・

写真では良く見えないですが、現物では良くわかります。知らない人が見たら怖~いですよ。

ペレットストーブ

2005-12-06 | 薪ストーブ&ランプ
ポスト&ビームのM邸は、薪ストーブでは無くペレットストーブを設置しました。
ログハウスには当然、薪ストーブが似合うのですが、温暖な地域であると同時に、薪の調達が難しいこともありペレットストーブとなりました。
ペレットストーブは煙突が薪ストーブのように大きく無く、屋根から出す必要も無いのですが、デザインを考えて、角とトップ、石貼りの煙突は設置しました。でも煙が出ないので近所迷惑にもならないです。
ひとつ難点をあげるならば、音の問題があります。ペレットを燃やすにはブロアーで風を送るのですが、静かな室内ではそのファンの音が、気になるようです。(施主様の声)

最近は、薪もペレットも両方燃やせるタイプがあるようです。すこし気になってます。

Y邸ログハウス工事中外部板貼り

2005-12-05 | ログハウス
Y邸ログハウスの工事は現在外部の板貼り、丸太の清掃等が終わりまして、現在は塗装をしている状態です。
塗料は標準のシッケンズセトールHLS、色はナチュラルを丁寧に塗っていきます。Y邸の塗装は施主様のセルフビルドではなく、こちらで塗りますので、キレイに塗らないと駄目です。
軒天と妻壁にはウエスタンレッドシダーの板を貼りました。(しかも節無しです。高級品ですよ・・)色を塗ると、レッドシダー特有の色幅(濃淡)が少し落ち着いて、良い色あいになりました。これで、外部はウエスタンレッドシダー、塗装はシッケンズとの優秀コンビとなりました。

よく話題に上るのですが、色をなるべく付けたくない・・とのお話になるのですが、どうしても耐久性を考えると、多少の色は付けたほうが良いと思います。

ログハウスの加工

2005-12-04 | ログハウス
昨日の補足です。丸太をチェンソーで加工していきます。ちょうどスカーフのところを加工しています。・・・という文で終わりましたが、実際のログハウスの加工では、丸太の上(角ログならは加工された角のログ材)に次の丸太等を順次積み上げていって、形になります。
写真はカナダでの加工をしているときのものです。半割りにした丸太のセットから始まり、その上に丸太をのせます。いきなり積むのでは無く、交差部分はノッチ、丸太の流れに沿ったグルーブという溝を作ってからのせます。(細かいプロセスは省略)
これを、予定の高さまで積み上げれば、壁部分は終了となります。そのあとは、プランによって異なりますが、二階床の梁、小屋部分等の製作となります。

写真の丸太はウエスタンレッドシダーです。とてもキレイです。
大きい写真は ここをクリック