◆Let’s log life◆

*v* ログ屋のひとりごと *v*

カナダのログヤード2

2005-11-30 | カナダ
前回少しだけ、カナダのログヤードの説明をしました。場所はスコーミッシュという町であると言うこと。
日本人にはなじみが無いのですが、北米(カナダ、アメリカ)では結構有名なエリアみたいです。
海あり、川あり、山あり です。特に写真の山は、チーフという山ですが、御影石の岩山としては世界第二位の規模の一枚岩だそうで、ロッククライミングはたくさんの人がチャレンジをしています。
バンクーバーから一時間ですから、カナダへ行ったら寄って見てはどうかな・・
その大きな岩の近く(真下に近い)にログヤードがあります。
下の写真は、ハンドカットのログハウスを加工している様子です。
クレーン車の向こう側がチーフの山です。

バンクーバーからウィスラーへの高速バスでは、
スコーミッシュのマクドナルドでトイレ休憩となります。
(日本人は寝ている時間かも・・時差のため)

H邸ログハウス 屋根洗浄

2005-11-29 | メンテナンス
昨日のH邸のメンテナンスの続きです。
足場を組み終わりましたので、いよいよクリーニングです。高圧洗浄器を使い、汚れを取り除いていきました。(あんまり水圧が高いと、表面が傷みます。注意)
一見見るとそんなに汚れていない感じがしたのですが、すごく汚れています。
一般には、10年くらい経ってもそんなに汚れてないものですが、H邸の建っている場所は、林の中のようなところで、落ち葉などで汚れやすいのかと思います。

もともとの色は、緑色です。(茶色ではありません)
茶色に汚れていたのでした。

汚れを落としたら緑色になりました。
これから施主様がコロニアル専用塗料を塗っていきます。

H邸ログハウス メンテナンス

2005-11-28 | メンテナンス
7年ほど前に、ハンドカットログハウスの住宅を建てさせて頂いた、H邸のメンテナンスのお話がありました。太陽光発電を設置するのですが、設置すると機器の下部の屋根のメンテナンスが出来ないので、今回しておきたいと・・の連絡。
大きな屋根、しかも勾配はキツイです。当然足場は必需です。屋根材はコロニアル葺きです。
塗装は施主様がする、、ということで足場を組みました。(塗料は用意させて頂きました。)本体が10m角もある大きなログハウスで、一部高台になってます。屋根の一番高いところで10mはあります。怖~
塗装に先立って、屋根材をクリーニングすることになりました。

写真で見ると意外ときれいな感じですが・・
屋根のクリーニングの様子は明日にアップします。

M邸 ログハウスサンダー掛け

2005-11-27 | ログハウス
M邸ログハウスは、現在サンダー掛けの終盤です。
ログハウスを作っていく段階で、施主様が参加をしたいという要望が多いのですが(出来たらセルフビルドで)住宅となると、簡単には出来ません。そこで比較的参加しやすいのは、塗装工事となります。ハンドカットの場合では、内部の丸太部分のサンダー掛けもほとんどの方がされます。(はじめは大変だけれど、して良かったと皆さん言われます。)
今回は、室内部分の丸太だけでなく、外部の丸太も全部サンダー掛けをされています。もうすぐ完了です。倍の面積となるので大変な労力です。塗装をするのが(もちろん施主様工事です)待ち遠しいです。

二階の室内です。丸太が白くキレイになったので、すごく明るくなっていました。

松阪でも薪ストーブ

2005-11-26 | 薪ストーブ&ランプ
今日は夕方から、お客さまと同行して、以前建てさせて頂いたM邸ハンドカットログハウスの住宅に伺いました。
すっかり日が暮れてしまって寒くなってきたのですが、家の中に入るとすごく暖かくなってました。薪ストーブに火を入れて頂いてました。松阪は温暖なので薪ストーブまでは・・と思う方もみえますが、暖かさが違います。早速写真を・・・うまく写りません。(火が燃えているのを写すのは難しいです。)
子供様が小さいので、ストーブガードで安全にしてあります。
ストーブは、キハタでは標準のレージェンシーF2400です。二階へ上ったら南国のような暖かさでした。

このストーブはデザインこそ華美ではないけれど、性能は十分に思います。

M邸 ポスト&ビーム 玄関まわり

2005-11-25 | エクステリア
二年ほど前に、作らせて頂いたM邸へメンテナンスの為、出かけて行きました。建物はポスト&ビームです。お伺いしてまず目に入ったのは、玄関のまわりでした。
アプローチ部分に枕木を使って、本体と違和感が無いように納まってました。現在は駐車場スペースに枕木を並べているところでした。施主様は建築関係の方なので、自分で石を積んだり、色んなものを作ったりと積極的です。(ログハウスに住み始めると、みんな職人さんになるようです・・ただこの施主様は以前からすごい方でして、精巧なログハウスの模型を作られてました。スゴイものですよ。(こちらで紹介しました)

全体の写真を撮りましたが、塗装の色が落ち着いてきて、しっくりきています。屋根には太陽光発電の装置が載っています。(結構発電するようです。)

建てたばかりの建物はきれいですが、やはり住んでいる建物の方が絵になります。

Y邸ログハウス工事中 サンダー掛け

2005-11-24 | ログハウス
先週は岐阜県の山間部へ行きました。現地では紅葉も終わりでしたが、Y邸の地域ではまだまだ赤く色づいています。広葉樹が少ない為、きれいでは無いですが、秋を感じることが出来ます。Y邸のログハウスは、内部の丸太のサンダー掛けが終わったところです。
一本一本サンダーできれいにしていきます。


サンダー掛けをした室内です。今から間仕切りなどをしていきます。
レッドシダーの甘い匂いがいっぱいですよ。


左側がサンダーを掛ける前、右側はサンダー掛け後です。あきらかに違います。

カナダでは、丸太をハンドピーリングしているので、そのままでも良いのですが、汚れ、日焼け、丸太の毛羽立ち対策(対応)のため・・・サンダーを掛けることにしています。

マシンカットログハウス

2005-11-23 | ログハウス
お客様によく言われることがあります。キハタさんでは『マシンカットログ』は扱って無いのですか? と。 どうしてもハンドカットのイメージが強いようで、マシンカットは無いと思っておられるようです。PR不足です。
当然、マシンカットログハウスも加工、販売、施工などをしていますが、こだわりがあります。特別の場合を除いて 材は『ウエスタンレッドシダー』の芯去り材の無垢材 を使用しています。
当然ながらカナダの良質の材です。特別の場合と言うのは、価格面であるとか、どうしても日本の材で無いと駄目だとかです。
写真はD邸(先日完成したばかり)ですが、ちょうど建て方をしているところです。今後、施工中の写真もアップします。

レッドシダーのマシンカットは辺材を使用しないので、色は落ち着いた赤み(茶色っぽい)になります。住宅街でも違和感がありません。

カナダのログヤード

2005-11-22 | カナダ

カナダのログヤードの入り口の写真です。ここでは、ハンドカットログハウスとポスト&ビームを加工しています。
場所を簡単に説明します。 カナダの西の玄関口 バンクーバーは有名ですね。 そこから北の方へ車で2時間ほどのところに、ウィスラーと言うところがあります(ウィスラーリゾート)。 バンクーバーとウィスラーの真ん中ほどにある町 スコーミッシュ(SQUAMISH)にヤードはあります。 まあスコーミッシュを知っている人はほとんどいないと思います。(次回に少し説明します。)
話は変わりますが、来年の冬季オリンピックはイタリアのトリノですが、その次の冬季オリンピック2010年は、バンクーバーで開催されます。バンクーバーは都市ですから山等はありません。いわゆるスキー等はウィスラーリゾートで開催されます。バンクーバー、ウィスラーとも大賑わいになるでしょう。現在近くはバブル状態です。

静かだった町も、コンドミニアムの建設で賑ってきました。いいのかな~終わってからは・・・

M邸 ポスト&ビーム エクステリア

2005-11-21 | エクステリア
今回は、ポスト&ビーム住宅のエクステリアの写真を撮ってみました。
住宅街の中で建っているログハウスなので、結構目立っています。(ログハウスでもポスト&ビームなのでおとなしいですが・・・)
やっぱり本体が無垢の木ですから、本当の木が似合います。
板塀、門扉、板塀、車庫の扉 と並んでいます。すべてオリジナルのハンドメイドです。使用している材は 柱には古枕木、扉などはウエスタンレッドシダー、塀はイエローシダー です。随分ぜいたくですが、やっぱり耐久性を考えました。ただ無垢の板ばかりだと、平面的になってしまうので、表面に凹凸をつけたりして変化をさせました。表札代わりのサインはアイアン製、照明は船舶用照明を使用しています。


やっぱり本物には本物が似合います。

岐阜の旧荘川村

2005-11-20 | つれづれ
先週の半ば、岐阜県の高山市(旧荘川村)の方へ出かけてきました。昼食は荘川名物の蕎麦を食べました。おいしいですよ~。そのお店の窓から外を見てみました。もう紅葉は終わりかけで、葉が赤色から茶色に変わりつつありました。
荘川はやっぱり随分寒くなってました。世界遺産の白川郷も近いのですが、白川郷もそろそろ冬支度をする頃かな・・・と思います。地元の人の話では、雪はもう降ると言ってました。
次回来るときは雪の中でしょうか。荘川はひるがの高原などに比べて、寒く雪も多いので気をつけないと駄目です。

積雪は2メートルくらいになります。ゴールデンウィーク頃まで残ってますね。

Y邸 ログハウス工事中二階壁

2005-11-19 | ログハウス

Y邸ログハウスの二階の外壁を貼りました。
使用した材料は、ウエスタンレッドシダーのクリアー材です。ちなみに、クリアー材とは節が無いものを言います。節があるものはノッティー(ノッティーシダー)と言います。
節が無いと言うことは、大きな丸太から作ると言うことで目が込んでます。
当然の事ですがレッドシダーだからパイン材に比べて耐久性があります。本体がレッドシダーなので同じ材となります。好き嫌いはありますが、色、質感などからも落ち着いた感じに見えます。
ただし若い人は明るいのを好む傾向があるので、パイン材を使用することもあります。また、漆喰などを塗る場合もあります。
現在は塗装をしてないのですが、仕上がるとレッドシダー独特の色幅(濃淡)があって面白いです。

ただし、パイン材に比べて、価格が高くなってしまいますのでご注意を・・・

I邸 ログハウス 手作り照明

2005-11-18 | 薪ストーブ&ランプ
今回は I邸 ログハウスの照明器具を紹介します。
写真が暗くて何かわからないかも・・・。
I邸はレッドシダーのハンドカットログハウスなのですが、この照明器具は日本のひのきで作りました。
実は、カナダではレッドシーダー等の丸太は、若い木を伐採することが出来ません。つまり細い木はほとんど無いということになります。(森林保護のためです。)
でも手摺だとか、造作ものとか・・、太い丸太だけでは合わないところに使用する丸太に困ります。パイン材ならば手に入るのですが、質感がどうも ということから、ひのきを使う事が多いです(強度もあるし、耐久性もあります。)。三重県は良質のひのきの産地なので、手に入りやすいことも要因です。色々なところにひのきを使った残材を、うまく使って作ったのがこの照明器具です。

手作りであれば、ハンドカットのログハウスだけでなく、マシンカット、ポストアンドビーム等・・どの建物にも合うように作ることが出来ます。

D邸 ログハウス浴室照明

2005-11-17 | 薪ストーブ&ランプ

今回もD邸ログハウスの照明器具の写真です。
浴室部分のログウォールにデッキライトを取り付けました。浴室だから防水性が必要です。当然デッキライトは問題なしです。しかもデザインがなんとも言えないです。
この浴室は他にも色々見所がありますが、バスタイムが楽しいものになります。
照明とは別にシャワーセットも見えますが、レッドシダーの丸太とマッチしています。
D邸は浴室をはじめ色んな試みをしています。今度また写真で紹介します。

当初はユニットバスで設計をしていましたが、施主様の要望で随分(全然)違うすばらしい空間になりました。

S邸ログハウス ベンチ

2005-11-16 | ログハウス
愛知県S邸ログハウスの工事中の写真です。
見えるのは吹き抜け部分です。廊下の一部を利用してベンチを作りました。
背中部分に曲がり木を使っています。木の香りに包まれて、外の景色を見ながらのティータイムが待ちどおしいです。
現在は、工事中なので吹き抜け部分に合板があって一階が見えないですが、居間部分と一体感もあって良い空間です。S邸はハンドカットログハウスですが、板貼りだけでなく少し変化をさせました。またご紹介します。


現在、丸太のサンダー掛けをしています。レッドシダーの匂いがっぱいです。