◆Let’s log life◆

*v* ログ屋のひとりごと *v*

柱で荷重を受けて広い空間を作る

2014-08-17 | ログハウス
奈良県で建築中のT様ハンドカットログハウス

外観はキハタトレーディングの代表的なオーバーハングを採用  堂々としたハンドカットの風貌です。

今回のログハウスの特徴のひとつは、ノッチの数を少なくして室内空間を広くしたことです。
マシンカットログハウスでは事例が多いのですが、ハンドカットログでも出来ることの実例です。

二階の荷重を初めとする、いろんな荷重を受けるために柱が建ってます。
先日、日本ログハウス協会の技術委員会での議題にも合ったのですが、荷重を受ける金物のボルトの
太さについて色々と話をしました。

この建物には3箇所の柱で、金物は特注・・・この金物ならば全然問題ないことも確認
もっぱら、柱がマシンカットログハウスとは違って太さが違うから問題ないですね。

輸入に頼っている業者さんには公共建築物に金物を使用することが困難なので、そういう話題が
できたのですが、キハタトレーディングの金物はオール日本製なので問題は無いです。
しかしながら、データも整備する必要があり、現在色々と検証中です。

今回、機会があって、こういう広い空間を作るために柱を受けて作ることは、これからのひとつの
方向性かも知れません。ただし、オーバーハングは欲しいですね。

先日、地鎮祭をしたS様のハンドカットログハウスも同じような考え方を採用、自由な空間作りが
出来ること、模様替えがしやすいことなど・・・メリットもありです。

いよいよ明日からは、業者さんもお盆休みが終わり、本格的に始動ですね。
また忙しい日々が続きそうですね。(現場の方 頑張って下さい。)
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ハンドカットログハウスがどこでも建築出来ます。
詳しくは・・防火ログをご覧下さい。もちろん、マシンカットも防火ログです。
そして P&Bも問題無しです。

カナダ産レッドシダー・イエローシダーを使用した夢のログハウスをご提案
もちろん良質な国産材もバリエーションに加わりました