◆Let’s log life◆

*v* ログ屋のひとりごと *v*

防火ログの試験は冬が良いですね。

2016-01-26 | 防火ログ
おおよそ 二年前 日本木材技術センターでの防耐火試験

ログハウスの60分準耐火の試験をしました。

これは、認定がすでにあるものの再確認をした時のもので、きちんと性能があるよ~の確認でした。

なぜ、こんな話をまたするの?ですが、、ログハウス好きでないとログハウスの防火性能のことをご存じないことが
多く、先日もこの写真で説明をしましたが、とても興味があるようでしたので再登場です。


この穴から 1000度の炎が延々と出てきます。そこにログハウスの壁をセットするのですが、、





ログ材はたいしたもので、60分間 耐えます。

まもなく開始してから、60分 いつも緊張する時間です。

ということで、成功でしたが、処理が大変です。

この瞬間は冬は大歓迎 夏は地獄です。



ということで、試験をするのですが、、、とても多い質問 もえしろ設計というのがあるのだが、ログハウスの
壁には使えないの?なぜ??と 特にプロの方の質問が多いです。 私も最初はそう思いました。

それはね~ 勉強してね。。 また、ここでの試験があるかな?? でも木は簡単には燃えません。

もえしろ設計というのは、木材が表面から燃え始めてから徐々に燃え進むのに、ある程度時間が掛るので、
45分間とか、60分間耐えるのでOKという設計手法があるのです。。それには色々と条件があるんですよね。
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ハンドカットログハウスがどこでも建築出来ます。
詳しくは・・防火ログをご覧下さい。もちろん、マシンカットも防火ログです。
そして P&Bも問題無しです。

カナダ産レッドシダー・イエローシダーを使用した夢のログハウスをご提案
もちろん良質な国産材もバリエーションに加わりました。

60分の燃焼試験成功

2014-02-17 | 防火ログ
先日紹介をした防耐火試験の続きです。

試験体を設置してから、バーナーに火をつけて燃焼試験のスタートです。

試験の時間は試験体の横にある時計をご覧下さい。

試験装置の側面から燃焼の状況わかります。って燃えているんですが、、

しばらくすると、煙がモクモク出たりして緊張します。

こういう時には神頼みです。笑


40分も過ぎて、安定してきました。45分はもうすぐ

今回の試験は60分の燃焼です。もうすぐ終わります。


さあ、60分経ちましたが、燃焼試験は成功です。データ上でもいい結果でした。


試験体を装置から外した状態です。真っ赤です。熱いし煙いし・・・でも嬉しかった瞬間です。

久し振りの試験でしたが、成功裏に終わってよかったです。

やっぱり、ログハウスってスゴイと思いました。60分燃焼試験の合格です。
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そして P&Bも問題無しです。

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久々の防耐火試験でした。

2014-02-12 | 防火ログ
先週の火曜日。ちょっと時間が経ったけれど報告です。

久し振りに、日本住宅・木材技術センターへ行きました。 用件はマシンカットログの防耐火試験でした。

試験の様子は過去にも色々と紹介してますが、、、この試験装置にログ壁を取り付けて試験をします。



試験に先立って、試験装置の状況チェック・・穴の開いている部分から炎が出ています。
1200度の炎なんです。

こんなに多くの穴から炎が出るなんて、、現実的には無いでしょうね。でも試験だから

ということで、試験体をセットするのをじっと待ちました。寒い日で早く火を付けてね と思いました。


いよいよ、試験体のセット完了 秒読みが始まりました。

時計を12時にセット・・・スタートです。

次回は何をしたか?の報告をしましょう。
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板材の防火試験は成功しました。

2010-10-23 | 防火ログ
先日紹介をした今日は住宅木材技術センターへの続きです。

杉板材の外壁を燃やして、試験をしましたが目標は30分・・・

30分持つと、防火構造の性能となります。メーカーの仕様でなくログハウス協会の共有財産です。

30分を超えたので、試験は成功しました。。パチパチパチ

試験体を外す作業中に火が・・・危ないよね。でも試験体を外しているときの出火なので問題無しです。

スゴイ炎 暑かった・・・

試験体は燃え続けます。 消火をしてから観察をする事に



何がなんやらわからないでしょうが、簡単に説明すると、、、合板に杉板を貼っただけで(無垢材です)30分の
防火性能があることで認められます。
やっぱり 木材でも厚さがあると燃えにくいです。

今後、ログハウス協会の技術委員会で方針を決めますが、協会で認定を取る方向になるかな??

そういえば、前回の委員会では、先月大阪で予備実験をした、床材の防火試験の仕様の方向性を決めました。
今後、また試験をする方向です。
今年の後半は試験続きです。担当の方 お疲れ様です。
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もちろん、P&Bも問題無しです。

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今日は住宅木材技術センターへ

2010-10-19 | 防火ログ
今日は住宅木材センターへ

何度も行っているのですが、今回はいつもと違った実験です。

試験場はこちらで・・・まあ倉庫の大きなところですが、ここでは色々なメーカーが実験をしているので年中
忙しいようです、特に最近は試験が多いようですね。

試験をする装置と、今回の試験体を装着したものは右です。バーナーから火が出るんです。

良く見ると、、、、そうです 今回はログ壁では無いんです。ログハウスの場合ログ壁ばかりが外壁でなく
当然ながら、二階などは在来の壁になりますよね、、、そして不燃材ではなく木材を貼ることも多く、特定のメーカー
の下地材を使わなくても施工が出来るように、試験をすることとなりました。

試験体の加熱側はこんな風に杉板を貼って、この面に加熱をします。そして室内側は4mmの合板
4mmの合板で試験をするなんて・・・と思いますが、4mmの合板でOKならばそれ以上の板材などはOKとなる
ので、それで試験をするんです。

試験と、実験と言葉が混在していますが、、、まあ一緒のような感じで思ってくださいね。
(本当は試験と実験は違うのですが、、、)
この試験は4日間 色々として最終的には30分の認定を目指しています。次回は試験の様子を紹介しますね。
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先日の床の防火実験について

2010-10-07 | 防火ログ
今日はログハウス協会の防火部会へ 色々と実験の結果とか、今後のことを討議しました。 そのなかで、先日立ち会ってきた実験(床を燃やす実験)のことも議題に 前回の大阪で実験に立ち会ってました。もご覧下さい。もご覧下さい。

今後、大きな物件、三階建てなどの計画に立ちはだかるであろう、耐火の重要なポイントに なるかも・・・と先生が

写真は試験後 試験体を立てたものです。ブロックごとに仕様が異なるので燃え方が違いますね。
ログらしさ、防火面 などの取り合いが難しいですね。

内容については、ログハウス協会のメンバーの意見も聞きながら決定していくわけですが、 その中に少しでも携われることは嬉しいですね。。

今後楽しみなことです。。
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小径木の防火実験

2010-09-19 | 防火ログ
先日 東京の(財)日本住宅・木材技術センター 試験研究所に行ってきました。
私は行けなかったので、写真をもらって、聞いただけのレポートです。


防火試験のことをご存知ない方にもおさらいとしまして、若干説明をします。

この写真は防火試験の装置で、ココの丸い棒の所から炎が出ます。
相当強烈な火が連続して出てきます。日常では絶対無い状態です。
この前に試験体をセットします。

今回の目的は 小径木 いわゆる小さな木での実験
今まではある程度の大きさ(高さ)で試験をしていたのですが、間伐材などでも
防火の認定を取れるようにとの思いでの試験です。


ある程度時間が経つと・・・白いものが でもこれは大丈夫


いつもの様に炉の横から丸太の様子を窺いました。

これだけの炎を当てるんですよ・・・

違う会議があったので、試験が終わる前に試験場を離れたので、会議後試験結果を
聞いて、かつ 試験体のカットしたものを見せてもらいました。

10センチ角程度の木で試験と言うことで、最初は不安だったのですが、先日の
予備実験である程度予想がついていたので、安心はしていました。

左側が燃やしたものです。もともとは右側の形状です。割といい感じの結果・・
正式な見解は来月の防火委員会で確認をしてきますが、、、良さそうですね。
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大阪で実験に立ち会ってました。

2010-09-07 | 防火ログ
今日は午後一番から いざ大阪へ・・新名神が出来てから大阪も近くなりました。

用件は、日本ログハウス協会の防火関係の試験をしているので、その状況を見に行きました。


午前中は行けなかったので、試験結果を聞きました。
いつも紹介しているのとは違って、丸太は丸太でも ログハウスには使わないような樹種
広葉樹なども燃やして、一分間にどれだけ燃えるかなどを調査していました。

これは何か役に立つの??ということもあるかと思いますが、、、結構重要です。
大型物件 特にP&Bのような建物の場合 柱とか梁を化粧で見せたい場合、JASマークの製材とか集成材の場合だと、
もえしろ設計と言って、何分経ったらどれだけ燃えるかわかっているので、
その分を大きく作れば木材をあらわしてもOKという基準があるんですが、
それに当てはまらないもの、丸太などは適用が無いので、しかたなく角材にする必要があるんです。

ということで、急に認定とはいかないまでも、長いスパンで実験をして公に認めて
もらおうと言うことです。面白いのは樹種によって表面の炭部分が膨らむものと
少し縮むものがあるということ。

そして、本日のメインイベント・・・床を燃やす(室内からの写真なので変かな~)

床を燃やすってタイトルはおかしいのですが、二階建て以上の場合のその下部の
天井を燃やす実験をしました。これで何を?
公共建築物をはじめとする大型物件でもログハウスで作れるようにする為の実験です。
バーナーで60分間燃やし続けて床が落ちなければOK(落ちなくっても温度とか色々条件あり)
と言うような感じのものですが。。今日も暑い中 燃焼実験をしました。
内容は、来月行われる 私も入っている耐火委員会で正式な見解が出るのでそれまで
お預けです・・・個人的にはOKかな グラスウールとプラスターボード
そして無垢の板材の能力を肌で感じることが出来ましたよ。では!!
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ハンドカットログハウスがどこでも建築出来ます。
詳しくは・・防火ログをご覧下さい。もちろん、マシンカットも防火ログです。
もちろん、P&Bも問題無しです。

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ハンドカット防火認定書が交付されました。

2007-08-06 | 防火ログ
ハンドカットログハウス
防火認定書が交付されました。

これで 日本全国、ほとんどの地域で建築が可能となります。

認定書の写しです。この8月3日に交付されました。

よ~くご覧下さい・・・1時間の認定ですよ。スゴイ

とても嬉しく明るいニュースとなりました。
これで ハンドカットログハウスの巻き返しが始まります。

防火ログについては 以前何回も登場してますが、こちらでおさらいを・・防火ログ

詳しくは改めて紹介しますが、今まで敷地が狭く諦めていた方にも
おすすめします。もちろんマシンカットは 防火対応です。

カナダ産レッドシダー・イエローシダーを使用した夢のログハウスをご提案

工事中の物件情報などはこちらで ・・・ 『見つけよう!理想のログハウス』

ハンドカットの防火ログ いよいよ

2006-12-02 | 防火ログ
成功しました!!

キハタトレーディング 念願の ハンドカットログハウス 防火ログ認定への最終試験
『ハンドカット交差部(乾燥材)燃焼試験 60分 成功しました。』

去る 11月30日 (財)日本住宅・木材技術センター試験研究所において
最終試験がありました。

以前の試験の様子の写真です。↓↓↓




今後のスケジュールはこんな感じです。
○1月ごろ 性能評価書の決定→国土交通大臣に性能評価認定申請
○3月ごろ 認定書交付される予定
ログハウス協会 のみなさま 今後ともよろしくお願い致します。

これで、ハンドカットでも日本全国、ほとんどの地域で建築が可能となります。

今までの流れは防火ログでご確認下さい。

今後も随時説明などもします。ご期待下さい。


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ハンドカットの防火本試験3

2006-10-23 | 防火ログ
ハンドカットの防火本試験2 の続きです。

昨日10月17日火曜日に 東京の(財)日本住宅・木材技術センター 試験研究所であった
ハンドカットログハウスの防耐火試験の様子です。いよいよ最終段階です。

前回はまもなく 60分 というところでした。
まもなく60分という寸前で、もしかして・・(一部の温度が上昇していたので)
ヤキモキしてたのですが、、

写真が小さいのでわかりにくい・・

やりました、60分の燃焼試験成功です。やりました。。。
(でもこれで最終では無いんです。説明は下のほうで。)

60分を超えたので火を消して、セットしてあった試験体をはずしました。
燃焼側をこちらに向けると、、暑い 熱い 南国です。いや真っ赤です。

丸太の表面が火の海状態です。


この状態に水をかけて消します。係りの方は大変です。


室内側(燃やしていないほう)をじっくり観察しました。
ノッチ部分の一部が黒くなっています。
少し煙がまわったみたいで、黒くなってますね。

これは問題ないそうです。


ノッチも含めて全体を見ましたがほとんど問題ないようです。
表と裏では大違いですね。感心

試験体の真ん中を切り取りました。どのくらい燃えているか検証です。

切るのはなかなか大変ですね。S様にチェンソーで切ってもらいました。

切ったところを並べてみました。

写真を良く見て欲しいです。
燃焼した部分とそうでない部分がしっかり分かれています。

丸太の表面からある程度まで燃えたところでストップをしています。
木が炭化するので止まるようです。
やはり、丸太は燃えにくいということが実証されました。

マシンカットならばこの試験で終わるのですが、丸太ということで、
乾燥をした状態での試験がまだ残ってます。
結果は目に見えているんですが、、、昨今の建築業界の問題の影響ですね。

来月末に試験をしてOKならば、認定に向かってGOとなります。
随時また報告しますのでお楽しみに。。

おおよそのスケジュール
○11月末 乾燥材の燃焼実験
○1月ごろ 性能評価書の決定→国土交通大臣に性能評価認定申請
○3月ごろ 認定書交付される予定

尚、今回の実験は60分でしたが、認定の段階では何分の認定となるかは現在は不明です。
すごく楽しみ。。今後の展開についてまた近いうちに報告します。


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ハンドカットの防火本試験2

2006-10-20 | 防火ログ
ハンドカットの防火本試験1 の続きです。

昨日10月17日火曜日に 東京の(財)日本住宅・木材技術センター 試験研究所であった
ハンドカットログハウスの防耐火試験の様子です。

前回は点火してから15分まででした。

順調良く時間は進みました。最初の関門20分か・・


20分正式に通過、最低限の目標ですが、とりあえずOK

でも目標は高く・・

その後も問題なく 二回目の目標 30分

ほとんど問題なく経過していきます。 30分もOK。

今度は45分です。結構大きな壁です。
一昔前ならば、45分というのはとんでもないことでした。

あれれ もう45分ですよ。

大きな問題も無く 45分 OKです。

あとは最終 60分です。

でもこのころから少し異変が、、、

一部で温度の高いところが発生。。温度の計測をします。
規定の温度にならないように祈ります。

右側に二人いますが、温度の計測をしています。

一箇所でも温度が高かったり、火が抜けたり、たわみが規定以上だったりしたら、
そこで終了となります。う~ん もう少し・・

次回へ続きます。。。楽しみですか?


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ハンドカットの防火本試験1

2006-10-18 | 防火ログ
昨日10月17日火曜日に 東京の(財)日本住宅・木材技術センター 試験研究所に行ってきました。

今回は 首を長くして待っていた(皆さんもですか?)
ハンドカットログハウスの防耐火の本実験です。

7月に予備試験をしていたので、ある程度は予測をしていたのですが、
本試験では失敗が許されないし、仕様も少し変更しましたのでヤッパリ緊張します。

何度かココで試験をしていますが、本試験は気分も良いです。

防火試験のことをご存知ない方にもおさらいとしまして、若干説明をします。

この写真は防火試験の装置で、ココの丸い棒の所から炎が出ます。
相当強烈な火が連続して出てきます。日常では絶対無い状態です。
この前に試験体をセットします。

このようにセットをして火をつけます。いよいよスタ~ト

時計を12時丁度の位置にして点火します。


しばらくは何も起きないのですが、予備試験でもそうでしたが5分ころには、
白いものが立ち込めてきます。ドキドキです。

初めてみた時は、あれ~大丈夫と思いましたが、これは一過性です。
しばらくすると落ち着いてきまして、白いものも少なくなります。

炉の横から丸太の様子を窺いました。

丸太の表面が炎に包まれています。ガンバレ!!


15分ころの写真ですが、このころは安定してまして、特に変化なしです。

20分経てば防火の最低ライン いわゆる土塗り壁同等 の認定をクリアーです。
でも今回の目標は高いですぞ・・

昨日の速報でばれちゃってますが、大成功ですから・・
続きは次回に・・お楽しみに(ハンドカットにも光を・・)

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ハンドカットの防火試験4

2006-07-28 | 防火ログ
ハンドカットの防火試験1
ハンドカットの防火試験2
ハンドカットの防火試験3 の続きです。
あくまでも予備試験ですが今までの経過です。是非 目を通しておいて下さい。

いよいよ最終回です。

火を消してから近くで色々見分をしていたのすが、ノッチ部分が僅かに黒くなっているだけで
他にはまったく燃焼実験をした様子が伺えません。
(この黒くなったところも燃えているのでは無く、熱もまったく通ってないようです。)

断面はどうなっているか?一部を切り出しました。

マシンカットではないので切るのも大変なようでした。チェンソーの出番でした。

ノッチに近いところの状態です。

写真ではわかりにくいですが、グルーブには火が入ってません。
炭化した表面で火が止まっているようです。スゴイ。

今度は反対側です。なんともありません。

室内側には異常は無いです。

ノッチではない普通の部分です。当然問題ありません。

以上が実験の概要です。
あくまでも予備実験でしたので、今回の結果を基に本試験に望むことになります。

本試験の結果は良いと思います。
このまま進めばハンドカットログハウスの未来は明るいということになるでしょう。
(どんな効果が出るかは、随時話をしましょう。)

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ハンドカットの防火試験3

2006-07-25 | 防火ログ
ハンドカットの防火試験1
ハンドカットの防火試験2 の続きです。
今まで読んでなかった方も、一度目を通しておいて下さい。


火が鎮火した後での写真です。まだあたりは熱い・・
右奥は試験体セットして燃焼試験をしていたところです。


近づいてみますと、綺麗に炭化した状態の丸太が規則正しく積み重なっています。
丸太の表面が細かく割れています。


さすがにバーナーからのすごい炎で燃えたので、丸太の格好をした炭のようです。
感心してしまいますが、これで火が中に入らないなんて・・・

ハンドカットも火には強いということが、、
次回の写真で明らかになります。
余談ですが、このハンドカットログハウスの防火試験の話の日は、
このブログのアクセスが非常に多いです。
ヤッパリ皆さん関心があるようですね。

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