7月8日(日)熊本で第2回目となる中国帰国・外国人生徒と保護者のための進路ガイダ
ンスが県立大学で開催されました。 雨の中、40名近くの中学生、とその保護者が集まっ
た。加えて、学校関係者、サポートしている民間団体の関係者、そして、体験談を話
しに中国帰国者、また韓国籍の高校生が集いました。
熊本の公立高校入手における外国籍、帰国子女向けの高校入試は、特別処置と特別
配慮があります。特別配慮は、個別の対応で、辞書持ち込み、時間延長など...その生
徒の学ぶ中学校側から入試を受ける高校長へ申し出がなされ、受理された場合、対象
になります。
一方、特別処置は、後期試験に採用され、5教科の試験のうち3教科選択しての受験
が可能となります。また、面接と800文字の作文が課題となる。作文は日本語で書かな
ければなりません。
本ガイダンスに参加することで、同じような境遇、そしてサポートしてくれる先生、
日本語指導と出会いことができる、一緒に相談しながら、これから準備に取り抱える。
そして、なんと言っても、この難関を乗り越えてきた、先輩たちと出会い、直接、話
しを聞けることは、本当に良い機会になったようです。
このように熊本においても、在住外国人や帰国者、その家族の方々が定住される中、
多文化共生に対する対応が促進されています。
これを機会に国際交流会館では、外国・帰国生徒と家族のための進路相談窓口を開
設します。この窓口では、教育や進路について、何でも相談を受ける、そして、内容
を理解した上で、それそれの専門家につなげていきます。詳細につきましては、国際
交流サポートセンター 電話 096-359-2121 eメール pj-info@kumamoto-if.or.jp
(担当:勝谷、上田、谷尾、八木)