きふブロ!KIF・熊本市国際交流振興事業団のブログ

What's “きふブロ”?→KIFのボランティア、インターン、スタッフが綴る楽しい、ちょっと為になる国際交流のブログ!

NGOとの協働~”SAKURA”祭~

2007-10-29 11:23:13 | インポート

 少し先の話だが、桜花舞う季節に国際交流・協力団体(NGO)協働”SAKURA”祭を実施する。この”SAKURA”祭とは、環境破壊や貧困、人権抑圧、紛争、難民など、多岐にわたる地球規模の問題解決に取り組む国際協力団体(NGO)や、交流を通して世界の平和を願う国際交流団体などの事を知ってもらうと同時に、一人でも多くの方がその活動に参加していただくための”きっかけ”作りのイベントである。

 この”SAKURA”祭も今回で5回目となり、徐々にその規模や内容も多様化しつつあるが、そんなイベントを楽しく作り上げ、多くの方にご来場いただくために、NGOの人たちと定期的に会議を設け、”あーでもない”、”こーでもない”と言いながら議論を重ねている。

 また、それとは別に学生ボランティアたちだけで組織するグループを作って、学生の視点に立った様々なイベントも企画中である。この学生たちが実に面白いアイデアを出してくれ、しかも積極的に取組んでくれるので頼もしい限りである。こちらが逆に色々と教えられることも多いしこれからは地球規模で取組む事例も多い。一人でも多くの方が、この”SAKURA”祭を通じて平和構築のためのはじめの一歩を歩み出すことを期待する。

 このイベントは来春3月29日(土)、30日(日)の二日間実施します。ご期待ください。


ブラジル移民100周年 in 熊本

2007-10-16 12:29:02 | インポート
熊本でのブラジル移民100周年記念イベントが始まった。10日深夜、ブラジルから90名のブラジル熊本県文化協会の皆さんが来熊された。

ようこそ、そして、おかえりなさい!

1908年に第1回目となる移住船が横浜を出港し、移民の歴史が始まった。その中に多く、熊本からの移民の方々がおられた。今、ブラジルの日系人は180万人といわれてる。その一割が熊本からの移民である。この人の広がりには感動を憶える。そして、今、日本では日系ブラジル人の方の人口が増加している。逆の現象がある。

ところで、日本人とはいうことを考えるとき、日本民族は、日本国から出国した人を日本人とは考えないと傾向がある。一方、移民した人の中には、依然として日本民族としての文化の継承と誇りがある。
ドイツ、イスラエルなど、移民した同民族もやはりドイツ人であり、イスラエル人なのである。そして、何かあれば協力もし、イスラエルは、イスラエル民族(ユダヤ人)が、空港につけば、イスラエル国籍となる。(と聞いたことがある。)

ブラジル、カナダ、アメリカの日系人は、祖国日本の第2次世界大戦後の食料不足などの苦難の時代には、協力して、物資を集め、送ってくれた。(これはアメリカが送ったことになっていえるが、実は日系人の支援だったそうだ...)
海外で苦労された日系人の方々の歴史、特に、その広がり、また現地の社会への統合と日本文化の継承、今、一度顕彰してみたい。

<script type="text/javascript"></script>