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花桃とサクランボ



エンジェルファームの花桃が開花。



サクランボも開花。
刻々春のプロセスが進行しています。

もともと日本人は太古から自然を畏敬し、自然を崇拝し
自然を深く観察し、学び、愛してきました。
自然を支配しコントロールできると考えるような
思想の持ち主ではありませんでした。

考えられる最大の地震も考慮して設計しています。

と東京電力のHPには書かれていますが
これは自然という存在に勝てると考える非常に傲慢な危険な思想だと思います。

昨日、こんな情報が流れました。

東京電力福島第1原発を設計した東芝の元技術者、小倉志郎さん(69)=横浜市=が16日、東京の外国特派員協会で記者会見した。「マグニチュード8以上の地震は起きない、と社内で言われた。私の定年が近くなってやっと、地震対策の見直しをしたが、それでも大地震は想定しなかった。責任を感じる」と述べた。

関東電力の言う「考えられる最大の地震」とはマグニチュード8未満であって
それ以上の地震は起きないと自分たちの頭のなかで勝手に決めていた。
自然を軽視し、自然を畏敬しない思想です。

巨大な地震や津波、火山の噴火、台風、洪水・・・
これらは今、急に始まったのではなく
太古より世界中で体験されてきたものです。
それらが今まで以上の驚くべきものになっていく可能性はないと
どうして言えるのでしょうか?
それが科学的思考というものでしょうか?

もう一度、原点に帰って
生き方そのものを考え直しましょう。
文明の問題であると同時に個人の意識が問われていると思います。

明治維新→太平洋戦争→原子爆弾→敗戦→高度経済成長
そして現在の財政危機と政治危機と東日本大震災という
三重のものすごい国難に立っている・・・
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