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杜仲の収穫



裏山の杜仲(トチュウ)の樹。
ずいぶん前に植えた苗が育って立派になってきました。

杜仲(トチュウ)の葉の表面。
昨日、杜仲茶をつくるために葉を収穫しました。

杜仲の葉の裏面。
一本の木の樹のようでもあり、人間の血管のようでもあります。実は植物のクロロフィル(葉緑素)と、人間のヘモグロビン(赤血球)の化学構造は酷似しています。
http://m.webry.info/at/bloom/200702/article_2.htm



杜仲の葉を洗う桂子の手。
ていねい過ぎると思います。農家のかたが見たら身の毛がよだつでしょう。けれど桂子は販売のために杜仲茶を作るわけではありません。“魔女のお仕事”をしているわけで、能率・効率を考えているわけではありません。葉の一枚一枚に意識を向けることが重要だと感じています。機械的な作業ではありません。だから興味のない人、価値を認めないひとにまかせることができません。時給を払えばテキパキやってくれる人はあるでしょうが、そういうことではないんです。摘み洗い蒸し乾燥させることが、瞑想のような祈りのような行為でなければ、杜仲のチカラを生かすことはできないと魔女は思います・・・
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