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八朔は傑作



一時期急に霜が降りてあわてたけれど、そのごは霜が降りないのでハッサクの収穫を遅らせました。都会に住んでいるかたは「霜」になじみがないかも知れません。

ターシャ・テューダーの写真集を見ていると、霜が降りるのでリンゴを未熟なうちから収穫すると彼女が語っているシーンがあります。そうそう私たちもそうなんです。ハッサクを早めに収穫します。暖冬でも霜は降ります。放射冷却というやつで、暖かいからといって油断できない。



まだ緑色が残っているハッサクもあります。でも霜が降りたり急に寒くなると、苦みが生じるので早めに収穫します。



黄色く熟しているのもあるし、緑が残るものもあります。試しに黄色いのを食べてみたら、最高に美味しかった。というのは柑橘類が大好きな私の感想であって、酸味の苦手なヴィラモは「すっぱあーい」と言うに違いありません。1カ月ほど貯蔵して熟すのを待ちます。そのあいだに酸味がまろやかになり甘みがまします。
フフフッ・・・今年の八朔は傑作だと、ほくそ笑んでいるところです。