仲良し家族のスポーツ日記

我が家は4人家族。皆がスポーツ大好きで、特にアメフトを愛し、アサヒ飲料クラブチャレンジャーズを応援しています。

人生いろいろ③

2013-09-21 11:09:43 | 思い出

昨日はお彼岸の入りで父親を連れてお墓参りに行ったポッキーです
実は先ほど、かなり長い文書を書いてそろそろ投稿しようとしていた時に、ESCに触れたせいか、ほとんどの文書が消えてしまい泣きそうになりました。気を取り直して、もう一度頑張ります。

写真は、大津駅前に設置されている10月12日に宵山、13日に曳山巡行を迎える「大津祭」の宣伝用の提灯です。ミニ祇園祭といった感じですので、お時間があればぜひ大津にお越しください。

31年前に保健所に配置された私は、当時精神衛生事務を担当していた予防係に席を置いていました。しかし2週間ほど後に、次長がこれからの業務を考えると、一緒に相談や訪問活動を行う保健師だけの係である保健係に移ったほうがいいだろうということで、女性6人の係に席を移すことになりました。

5月の一ヶ月間は、県立精神衛生センターで研修をさせてもらいました。初めての専任の相談員ということもあってか、たいへん丁寧に指導をしていただき、夜もよく飲みに連れて行ってもらいました。その後もいろいろ相談に乗っていただくなど、たいへん貴重な研修期間でした。

その研修終了後は、3ヶ月ぐらいかけて兵庫、大阪の精神病院廻りを集中的に行いました。精神病院を訪れたことがなかった私にとって、長期入院者の閉鎖病棟は、衝撃的な光景でした。その病院訪問のなかで、多くのPSWの方々に出会うことができ、その後の入院相談などで、たいへんお世話になりました。顔と顔が見える関係はたいへん重要ですよね。

2年目には、千葉県市川市にある国立精神衛生研究所での3週間の現任者研修に参加させてもらいました。経験の短い私にとっては、本当に貴重な機会であり、相談員の仕事に情熱を持って真剣に取り組んでおられる大先輩の方々のお話を聞くことができました。

5年目には、神奈川県の国立久里浜病院のアルコール依存症に関する研修にも参加させてもらいました。アルコール依存症の方やその家族からの相談もたいへん多く、アルコール専門病院に入院同行などでよく行きましたが、たいへん対応が難しかったです。

このように、保健所での9年間は、保健師などの職場の先輩、心の病に悩む方やその家族、精神病院や精神科クリニックのドクターやPSW、兵庫、大阪を中心に全国の行政関にの相談員などの多くの方々との出会いがあり、その方々に支えていただき何とか無事に相談員としての仕事をすることができました。

なかでも市内で開業されていたある診療所のドクターには、受診拒否をしている方の家に往診に行っていただいたり、様々な場面で相談に乗っていただいたりとたいへんお世話になりました。この先生がおられなければ、私の仕事はできなかったといっても過言ではありません。

たいへん残念ながらこの先生はは2年前にお亡くなりになりましたが、先生をはじめ支えていただいた多くの方々への感謝の気持ちを忘れずに、これからも頑張っていきたいと思います。
 

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