ごっとさんのブログ

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野良猫捕獲作戦

2020-04-17 10:15:27 | 
世の中はコロナ騒ぎで大変ですが、色々な事情があり最近野良猫の捕獲作戦を実行しました。場所は自宅から7,8分離れた飲食店の入っているビルの裏側で、パチンコ屋の駐車場との間です。

もう十年以上前ですが、ここに野良猫が住み着いていましたが、かみさんが保護活動をしている人と一緒に保護して避妊手術をし、その時子猫(大人ネコはまた離しました)は里親を探したのですが、残ってしまった一匹は家の猫として暮らしています。

それ以来その場所に缶詰の餌と乾燥エサを2日に1回持って行くという事が続いています。その時にそのビルのオーナーには許可をもらっているという事で安心して続けていました。

ところが2週間ほど前に、おいてあるエサ入れが片づけられてしまいました。そこで場所を少し変えたりしたようですが、ついに猫のエサやりを禁止するという紙まで貼られてしまったそうです。

そこでかみさんがオーナーのいる洋食店に行き、いろいろ話をしたのですが、そのビル内の店をリフォームしたりするため、ネコがいることに不満があるようで物別れに終わったようです。

そこで食べているネコに、家にいるキジタローという猫と同じキジトラがいて、かみさんはコキジタと名付けていました。この猫だけは助けたいという事でしたので、捕獲して自宅の猫部屋に入れることを許可しました。

しかしこのコキジタは一度も人に飼われたことのない、生粋の野良猫です。最近はかみさんが餌を持って行くと、ニャーニャー言いながら寄ってくるようですが、全く触ったりはできません。

そこで保護活動をしている知人から捕獲機を借りてきました。これを夕方いつものエサを置く位置に設置し、駐車場の方から様子を見ていました。すると鳴きながら捕獲機の周りをうろついているのですが、なかなか入っていきません。

やはりコキジタは警戒心が強いのか、いつものと違った捕獲機の中に入る度胸がないようです。慣れるまでは入らないだろうと、次の日も仕掛けましたが、全く入った形跡はありませんでした。

かみさんもマタタビを蒔いたり、ネットでよいといわれている唐揚げをエサにしたりと、いろいろ工夫しましたが成果は上がりません。知り合いの獣医さんに相談したところ、捕獲に慣れさせるために蓋が閉まらないようにして、捕獲機内の何カ所かに餌を置くように言われました。

これを試したところ、中に入って全てエサを食べるようになりました。そこで次の日は、踏み板とフックをつなぐ棒を固定し、踏み板を踏んでも蓋が閉まらないようにして慣れさせることにしました。

置いてから3時間後ぐらいにかみさんが回収しに行くと、蓋が閉まって捕獲できたという連絡がありました。急いで車で行き、無事捕獲することができました。どうも固定が緩くてフックが外れ、蓋がうまく締まったようでした。

現在は2階の一室に保護していますが、エサは食べるようになったので、時間をかけて慣らしていくつもりです。


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