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誰も説明できないコロナ感染者の減少

2021-09-14 10:28:45 | 時事
最近になりコロナ感染者は順調に減少しているようで、検査数が少ないとか発表を意図的に少なくしているためではなさそうです。

しかし周りを見ると人流は急拡大した頃とほとんど変わっていないようですし、飲食店の酒類提供制限や時短などの対策の内容も変わっていません。ワクチン接種が進んだといっても、拡大していたころからそれほど大きな変化はなく、まだ国民全体の50%程度となっています。

テレビなどのメディアには非常に多くの専門家が出ていますが、大方の意見は「油断するとまた拡大する」というだけで、何が効果を出して感染が減少してきたかを説明する人は見たことがありません。

専門家は飲食店の時短と酒類提供をやめることが唯一の対策と考えているような気がしていましたが、人流・接触を減らさないと感染を制御できないに変わってきたようです。しかし今回の減少はそれでも説明がつくものではありません。

あくまで私の個人的な見解ですが、東京で5000人を超える感染者が出たため、これはまずいと多くの人が感じ、既に習慣化している感染対策を若干注意深いものに変えたためではないでしょうか。

具体的に何が変わったかは出すことはできませんが、日本人の感染対策はそれなりにしっかりしていると思っています。実際に毎年数百万人以上が感染するインフルエンザを、今シーズンは完全に抑え込むことができました。

しかし感染力強いデルタ株では不十分で、感染が拡大しましたが個々がほんの少しこの対策を強めたのではないかと思っています。これが定着し習慣化すれば再拡大は起こらないし、減ってきたからと緩めてしまうとまた拡大するのではないかと思っています。

従って1年中出ているような緊急事態宣言など何の意味もないもので、早急に解除すべきと考えています。専門家のいう減少の要因は、宣言の効果や上昇要因であった夏休みの人移動が落ち着いてきたこと、天候やワクチン接種が進んだこととしています。

多分これに納得する人は少ないような気がします。問題は減少の原因が分からないということは、裏を返せば拡大を阻止する対策が分からないということになります。

どうも政府や自治体の動きを見ると、「何もしないでワクチン接種が進むのを待つ」しかないような気がします。私もワクチン接種が進めば、それなりに感染者を抑え込むことはできると思っています。

国民の70%がワクチン接種するまでに、再拡大を防ぐためには、今回何故減少したかの検証が絶対に必要なことだと考えています。


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