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目は脳の一部、実は危険な「紫外線疲労」

2024-06-05 10:32:27 | 健康・医療
現在は眼から入る情報が大部分ですので、眼の健康には気を付けていますが幸い今のところ問題はありません。

通常メガネをかけていますが、視力は悪くないのですが歳のせいか老眼が進み近くが見えにくくなっています。老眼鏡を常に持っているのも面倒なので、遠近両用メガネをしているのが現状です。

ここでは紫外線の話ですが、紫外線は日焼けの原因程度に思っており、あまり気にしていませんでした。しかし紫外線疲労という言葉もあり、注意すべき事項のようです。紫外線を浴びると、細胞内に大量の活性酸素が発生します。

過剰な活性酸素は細胞を錆びつかせ、細胞の機能を一時的に低下させ、これが疲労の正体です。皮膚が紫外線を浴びると「筋肉疲労」を起こします。それに対し目から入った紫外線は、自律神経と筋肉の両方に影響を与えるので、精神的な疲労と肉体疲労のダブル疲労を起こしてしまいます。

目の奥にある網膜は脳の一部ですので、眼から紫外線を浴びると眼球を通過して脳に直接紫外線が入るのと同じことになります。脳は自律神経の中枢ですから、紫外線によって自律神経が炎症を起こすと全身の疲労を感じます。

さらに目から入った紫外線で発生した活性酸素が筋肉の細胞を攻撃し、筋肉の疲労も感じるのです。この対策としては、メガネをかけるのがベストのようです。そして色の濃いサングラスより、透明なUVカットされているものが良いと言われています。

ヒトはまぶしいと目を細めたり閉じたりしますが、こういった自然に行う反射的な行動は、非常に重要なものです。この動きで瞳孔が締まり、眼の奥に入っていく光の量を少なくできるのです。

今日は予想外に日差しを浴びてしまったというときは、できるだけ早く目を冷やすのが重要です。その後目を強くつぶったり瞬きをしたりして、涙を出すことが良いようです。涙には免疫をあげる成分や炎症を抑える成分、ビタミンやミネラルも入っています。

実際涙は非常に良い薬といえるようです。目から紫外線を浴びることは、この大切な涙にも悪い影響を与えてしまします。また白内障も、紫外線によって発症・進行し、紫外線により水晶体がダメージを受けると、もう元には戻りません。

その他、加齢黄斑変性の原因になったり、紫外線が原因となる目の病気は多いようです。

前述のように私は常時メガネをかけていますので、ある程度目から入る紫外線は防ぐことができていますが、これから目が弱る年齢ですのでしっかりした対策が必要なのかもしれません。


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