ごっとさんのブログ

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11月度定例囲碁会

2015-11-03 10:31:01 | 文化
昨日11月度の定例囲碁会がありました。朝はひどい雨が降っており、出かけるのが面倒な感じでしたが、出るころは小降りになり、皆定刻に碁会所に集合しました。

1局目はこのところ連敗が続いている相手で、今まではかなり楽に勝てていたのですが、昨日は打って変わってしっかりした打ち方になっていました。この変化は終わった後の飲み会でも話題になりましたが、どうも本を読んで勉強したようです。やはり何事も勉強すれば、それなりの成果が出るようです。この碁は負けていると思ったのですが、何とか僅差で勝つことができました。

最後の最も強い相手との碁は、非常に難しい碁となりました。中盤までほぼ互角のまま進んでいたのですが、私のちょっとしたミスで、大石どうしの攻め合いになってしまいました。たぶん二人ともこんな大石は生きることができると思って打っていたのですが、お互い目のつぶし合いになり、結局攻め合いになってしまいました。

我々のレベルでは、どちらが勝つか読み切れるものではなく、手探り状態で進んでいたのですが、ある程度進んだところで、私の方は劫になっているところもあり、勝てそうだと感じて打っていました。ダメの数では私の方がよかったのですが、相手の石に一眼合ったためオス手が打てなくなり、結局私の負けになってしまいました。結局昨日は2勝1敗でしたが、こういった攻め合いの場合は必死に考えますので、かなり疲れた感じがします。

いつものように居酒屋に行き、軽く飲みながらいろいろ話をしましたが、歳をとったせいか人の名前が覚えられないことで皆の意見が一致しました。実は私は昔からこれが苦手で、いつまでたっても人の顔と名前が一致せず、いろいろ苦労しました。私が勤めていた研究所は200人弱の規模だったのですが、毎年20人ぐらいの新入社員が入り、そのほか10人程度の入れ替えがあるという、割と人の出入りが激しい部署でした。この新人の30名ぐらいを一年で覚えることができず、次の年また新人がということで、最後のほうは名前を覚えることをあきらめていました。

ところが化合物の名前と構造式は簡単に覚えられるのです。仲間の一人は私と同じ有機化学の研究者でしたが、彼は今でもテレビのCMで、瞬間的に流れる構造式が何という物質かがわかるというのです。私はそこまで行きませんが、やはり職業病の一種のようで、構造式のような図柄が出ると、正しいかどうか判定しているようです。こういう感じでいつものように盛り上がり、楽しい時間を過ごしてきました。

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