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専門医が勧める健康にいい家を選ぶための鉄則

2025-09-04 10:32:46 | 健康・医療
健康で長生きするためには、通勤など日々の暮らしの中に仕組みとして運動を入れ込むとよく、そのためには家選びが重要としています。

私の家は私鉄沿線駅から10分ほどと良い位置にありますが、現役時代は常に車通勤でしたのであまり関係ありませんでした。

かつて農業従事者は身体活動量が大変多かったため、肥満はほとんど見られませんでした。ところが整地・播種・収穫などの作業に機械が使われるようになり、運動量が減ったことが大きく影響しています。

農家の住む地域は、鉄道が整備された都市部から離れており、移動には車を使う習慣があります。農作業以外の運動量は案外多くないのです。運動量というのは、個人の意識の高さや従事している仕事内容によって変わるのはもちろん、どこに住んでいるかがかなり左右するのです。

1日の平均歩数を見てみると、東京都は平均8600歩、埼玉、千葉、神奈川もすべて平均が8000歩を超えています。一方で東北地方の岩手、宮城、秋田はいずれも6000歩台です。

四国でも徳島は男女ともに7000歩未満、高知は6000歩未満と、やはり鉄道の便がいい都会の人ほうが良く歩き、地方の人は車を使ってしまい歩かない傾向が見て取れます。

これはあくまで都道府県別の話であって、何県に住んでいるかが問題なのではなく、どういう場所に住んでいるかが重要だということです。わざわざジムに入会するよりも、通勤など日々の暮らしの中に仕組みとして運動を入れ込んでしまったほうがいいのです。

これを考えると家選びがとても重要になってきます。働き盛りのころはどうしても運動量が減りがちです。したがって働き盛りのころに住むのは、駅から早歩きで15分ぐらいのところが理想です。少なくとも10分以上は歩かねばならないところにしましょう。

運動は10分以上続けないと効果が期待しにくいからです。借りるにしても買うにしても、駅から15分も離れると、駅前の物件より格段に安く済みます。健康になるだけでなく、経済的にも余裕が持てます。

この15分というのが絶妙なところで、あまり駅から離れてしまうとバスや車に乗りたくなります。バスに乗らなくてはならない距離ならば、自転車を使うなどしたほうがいいでしょう。ただし自転車は有酸素運動にはなっても、自重がかからないので骨密度を増やすことはできません。

ここでは運動と肥満との関係も出ていますが、私のように車通勤で全く運動をしなくても肥満にならないケースもあり、個人差も大きいということかもしれません。


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