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2度目の「緊急事態宣言」が発出

2021-01-10 10:20:44 | 時事
世界中で感染が拡大している新型コロナ感染症ですが、日本でも昨年末から第3波となり、1月7日には特措法に基づいた「緊急事態宣言」が発出されました。

この内容については多くのメディアが大々的に取り上げ、詳しく内容など報道していますのでここでは簡単に触れます。ここでは対策の急所として飲食を伴うものを中心に対策を講じ、飲食につながる人の流れを制限することが目玉となっています。

どうも私はこれが原因とは思えない気がしています。昨年開始したGoToキャンペーンのように、人が動けばある程度感染が広まるのは当然のような気がしています。現在の大都市での感染者増加は、年末年始に予想以上の人の動きがあったためではないでしょうか。

北海道などの経緯を見ていると、ここで緊急事態宣言を出すことによって、新規感染者数はある程度減少すると思われます。しかし新型コロナはウイルス性疾患である以上、完全に抑え込むことは不可能です。

これは多くの人がワクチンを打っているのに、毎年インフルエンザが流行することを見ても明らかです(今年は流行していないようですが)。一時いわれていたようにWithコロナとして、感染に注意しながら通常の生活を送る時代に入っているのではないでしょうか。

ですからここでの政府の対策としては緊急事態宣言を出すのではなく、新型コロナを2類から外すことだと思っています。新型コロナを2類に分類した理由は、インフルエンザに比較しての死亡率の高さかもしれません。

しかしここでもある種のトリックがあるようです。インフルエンザは例年1000万人近くが感染し、死亡者数は3000人程度とされています。

しかしインフルエンザの場合は、基礎疾患があったり他の病気を持っている人がインフルエンザに罹り亡くなったとしても、その死因は基礎疾患のためとされインフルエンザによる死亡者にはカウントされていません。

私の単なる推測ですが、こういった処置はインフルエンザによる死亡者数を減らしたいという意図があるのかもしれません。こういった関連死まで含めると、1万人以上になるとされています。

一方新型コロナは、PCR検査で陽性の人が亡くなれば、全てコロナの死亡者に数えられています。ニュースで出ていましたが、糖尿病性の昏睡(これはまず助かりません)に陥った人が救急搬送され、入院前のPCR検査でコロナが陽性だったようです。

こういう患者もコロナの死者数にカウントされているのでは、インフルエンザとの死亡率の比較は意味がないような気がします。しかし感覚的なものですが、新型コロナの方がインフルエンザよりは重篤な疾患であることは確かなようです。

それでも現在のようなマスメディアの報道の仕方には違和感があり、政府にはどうしたらWithコロナで正常な生活が送れるかを模索する時期に来ているのではないでしょうか。

ワクチン頼みなのかもしれませんが、インフルエンザと同じで、それほど感染者数が減るとは思えません。


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