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高学歴と低学歴の差がもっとも出るのはどこか

2025-05-10 10:32:47 | 文化
私が現役のころは、最も激しい学歴社会だったような気がします。ただ私は博士号を持っていたので、学歴が問題になるようなことはありませんでした。

大学受験は10代における最大のイベントです。残念な側面でもありますが、いい大学に行けばなりたい職業になれる確率は上がり、将来の選択肢は増えるのが現在の日本です。高学歴と低学歴の差は、言語化のところで出るとしています。

高学歴の人は物事を論理的に考えて、自分の言葉で説明できる印象が強いですが、低学歴の人は論理が破綻していたり、考えることを放棄していることが多いようです。高学歴の学生にどうしてその大学を選んだのかという質問をすると次のような答えになります。

将来弁護士になりたくて法学部一本で考えていたんですが、立地と偏差値的にバランスがいいのが今通っている大学だったので決めました。もう一つ上のレベルの大学にも興味はあって推薦もあったのですが、学部が法学部ではなかったので一般受験で今のところにしました。

この答えからは、大学に入った動機も経緯も論理的に話してくれるため、一度の説明で多くのことがわかります。対して低学歴の学生に同様な質問をすると、多いのは次のような答えです。

別に大学とかは興味はないんですけど、周りのみんな大学に行く感じだったのと、親が大学に行けっていうんで来たかもしれないですね。学部はとりあえず推薦があったところでって感じですかね。別にやりたいこともないんで。

大学に来た理由は周りの影響というのは何となく理解できるのですが、それ以外のことはわからない答えです。周りにどうして影響されたのか、親はどうしてそんなに大学に行ってほしいのか、推薦さえあればほかの学部でもいいのか、など背景にある考えが話していても見えてこないのです。

基本的に高学歴な人のほうが、積極的な人は多いです。積極的に動けるからこそ、受験や進路選択に対しても自分事として取り組めますし、深く考えることもできるのでしょう。そのため結果についても先ほどのように細かく論理的に話せるのだと思われます。

その意味では偏差値的には低くとも、そこがスポーツの名門校だったりすると、体育会系の学生は積極的で頭がいいように思われます。当たり前ですが、志望する動機も経緯もこれからやっていきたいこのもすべて明確ですから、すらすらと言葉が出てくる印象です。

やはりどれだけ考えているかは、言葉に表れるようです。また今の大学受験はどの科目も論理的思考力が問われる傾向が強くなっていますから、いい大学を目指す人ほどそういった能力が自然と磨かれていく印象になるようです。


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