私は2月の初めに新型コロナに感染し、間質性肺炎となり10日間も入院していました。その後順調に回復し、後遺症もないと思っていました。
しかし何と3月下旬に調子が悪くなり、近所のクリニックに行ったところ、また肺炎を発症してしまいました。これはコロナの後遺症ではありませんが、やはり歳をとるとこういった病気にかかりやすくなってしまうようです。
新型コロナも感染拡大から約4年経ち、後遺症に悩んでいる人もいると言われています。世界保健機構(WHO)では、コロナ後遺症について新型コロナの感染を経験した人で、他の病気で説明がつかない症状が2か月以上つづく場合と定義しています。
これは感染直後から症状が続く場合も、感染から回復後に不調が出る場合もあります。岡山大学病院は2021年、後遺症の患者向けの外来を開設しました。今年2月までの約3年間にこの外来を受診した906人を調べたところ、倦怠感が61%で最多でした。
頭痛(22%)、睡眠障害(21%)が続き、嗅覚障害や呼吸困難感などを訴える患者もおり、複数の症状を訴える人も少なくありません。治療法は時間の経過とともに、症状が緩和すると分かっています。
倦怠感には漢方薬、睡眠障害なら睡眠薬を処方するなど、対症療法で症状が落ち着くのを待ちます。一方この外来を受診した人の7%に、糖尿病やリウマチといった後遺症以外の病気が見つかっています。
コロナ感染をきっかけに、もともとあった病気の症状が出やすくなり、発見につながる場合もあるようです。医薬用語ではありませんが「ブレーンフォグ」という症状も注目されています。
脳に霧がかかったように「頭がボーっとする」状態を指し、生活や仕事の支障が出る場合も多いようです。今のところこの症状がなぜ起こるのかが分からないため、明確な治療法はありません。
そこで横浜市立大学は2023年、ブレーンフォグの症状がある約30人の脳を調べる研究を始めました。病態の解明や治療法の発見に繋げたいとしています。
結局コロナ後遺症については、原因などまだほとんど分かっていないようですが、ウイルス感染後に何か症状が出るのはよくあることのような気がします。私は感染後2カ月たっていますが、これといった後遺症はないような気がします。
ただ時たま夜眠れなくなることがあるのですが、頻度は低いのであまり気にしないようにしています。治療法が対症療法しかないというのもやや問題ですが、気長に対処するしかないのかもしれません。
しかし何と3月下旬に調子が悪くなり、近所のクリニックに行ったところ、また肺炎を発症してしまいました。これはコロナの後遺症ではありませんが、やはり歳をとるとこういった病気にかかりやすくなってしまうようです。
新型コロナも感染拡大から約4年経ち、後遺症に悩んでいる人もいると言われています。世界保健機構(WHO)では、コロナ後遺症について新型コロナの感染を経験した人で、他の病気で説明がつかない症状が2か月以上つづく場合と定義しています。
これは感染直後から症状が続く場合も、感染から回復後に不調が出る場合もあります。岡山大学病院は2021年、後遺症の患者向けの外来を開設しました。今年2月までの約3年間にこの外来を受診した906人を調べたところ、倦怠感が61%で最多でした。
頭痛(22%)、睡眠障害(21%)が続き、嗅覚障害や呼吸困難感などを訴える患者もおり、複数の症状を訴える人も少なくありません。治療法は時間の経過とともに、症状が緩和すると分かっています。
倦怠感には漢方薬、睡眠障害なら睡眠薬を処方するなど、対症療法で症状が落ち着くのを待ちます。一方この外来を受診した人の7%に、糖尿病やリウマチといった後遺症以外の病気が見つかっています。
コロナ感染をきっかけに、もともとあった病気の症状が出やすくなり、発見につながる場合もあるようです。医薬用語ではありませんが「ブレーンフォグ」という症状も注目されています。
脳に霧がかかったように「頭がボーっとする」状態を指し、生活や仕事の支障が出る場合も多いようです。今のところこの症状がなぜ起こるのかが分からないため、明確な治療法はありません。
そこで横浜市立大学は2023年、ブレーンフォグの症状がある約30人の脳を調べる研究を始めました。病態の解明や治療法の発見に繋げたいとしています。
結局コロナ後遺症については、原因などまだほとんど分かっていないようですが、ウイルス感染後に何か症状が出るのはよくあることのような気がします。私は感染後2カ月たっていますが、これといった後遺症はないような気がします。
ただ時たま夜眠れなくなることがあるのですが、頻度は低いのであまり気にしないようにしています。治療法が対症療法しかないというのもやや問題ですが、気長に対処するしかないのかもしれません。