goo blog サービス終了のお知らせ 

ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

妖怪ウオッチと幽霊

2015-02-05 10:46:30 | 文化
昨年から「妖怪ウオッチ」という言葉がよく出ていましたが、ゲームかアニメの話だろうと思って、あまり興味を持っていませんでした。ところが先日何かを読んでいたら、妖怪ウオッチとは持っていると、妖怪が見えるようになる時計という設定であることがわかりました。そうなると私もぜひ欲しいものです。
私はいつごろからかわかりませんが、幽霊は絶対に存在しないものであり、妖怪はいてほしいものと考えていました。どうも日本の文化では、幽霊と妖怪をごちゃまぜにしているところがありますが、私的には全く異なるものです。超常現象という言い方がありますが、通常は霊的なものを指すようですが、これは全く信じていませんが、中には妖怪の仕業的なものもあり、しっかり区別してほしいものです。まあ私も妖怪は見たことはないのですが、一度くらい見たいものだと思っています。

幽霊というのは、死生観がかかわってきますので、別な項目で書くかもしれませんが、人間に怖さを引き出すため作り出したものだと思います。ですから有名な幽霊の話には、大体作者がいます。その点妖怪は、民話として伝わったり、昔からその存在の可能性が語りつながれているものです。ずいぶん前になりますが、出張のついでに岩手の遠野に行ったことがあります。いかにも民話の里というたたずまいで、いかにも妖怪がいそうでしたが、それらしいものを見つけることはできませんでした。
幽霊や霊的なものは実体がなく、その存在を規定しようがありませんが、妖怪はしっかり実態があり、非常に興味深いものです。

妖怪は古くから、”八岐大蛇”や”鬼”という概念が存在していますし、基本的には動物が変化したものです。そのほかの”座敷童”や”河童”、”九尾のきつね”がいてもよいのではと思っています。猫が長生きすると、”猫又”という化け猫になるといわれていますが、私の家の猫が21歳まで生きました。生きているときに「そろそろ猫又にならないか」といってかみさんに怒られました。
「げげげの鬼太郎」に出てくる妖怪の中には、存在が疑わしいものもいますが、いてほしいような妖怪もたくさん出てきます。特に妖怪研究家というわけではありませんので、あまり詳しく知りませんが、調べていけば面白いような気もします。私にとっては、UFOや宇宙人よりは現実味を帯びた存在と考えています。

科学者として妖怪とどう付き合っていくかは、それほど矛盾はないような気がしています。