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ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

猫とトイレの話

2015-08-30 10:24:42 | 
猫の話はいろいろ書いてきましたが、家の雄猫たちがいろいろなところでオシッコをするので困っています。

ネコは基本的にトイレでするような本能?があるようで、どんなに小さい赤ちゃんネコでも、小さな箱にトイレの砂を入れておくと、必ずそこに行ってするようになります。これは特に教えなくても、自然にそこでするようになりますので、本来ネコを飼っていてもトイレ問題は出ないはずです。ただし雄猫が大きくなり、私の家のように複数飼いですと、自分のテリトリーを示すために、色々なところにオシッコをするようになります。これをマーキングといいますが、去勢手術するとほとんどなくなります。ですから私の家も問題はなかったのです。

ところが数年前になりますが、家にはミカンという雄猫なのにおかあさん猫のようによく面倒を見る猫がいました。コブンも小さい時はいつもミカンと一緒でしたが、大きくなると自然に離れることが多くなりました。この時期に小さなキジタローが家に来たのです。そうするとミカンはキジタローにかかりきりになり、コブンを見向きもしなくなったのです。かみさん説によるとネコは非常に嫉妬深いということですが、コブンがミカンを取られてしまった腹いせに、色々なところでオシッコをするようになってしまったのです。本当に焼きもちを焼いてかどうかは分かりませんが、どうも時期的には一致するようです。

これはコブンが意図的にしていることなので、躾の問題ではなく、いくら怒ったりトイレに連れて行ったりしても効果はありませんでした。マーキングはにおい付けですのでほんの少量ですが、コブンの場合は本当のトイレとしてやりますので、量も多く被害も甚大でした。そこで階段の下に、トイレ用の砂ではなくペットシーツをしいたコブン用トイレを作りました。そうするとしばらくはそこでしていたのですが、時間がたつと又いろいろな場所でするようになってしまいました。さらにミカンが死んでキジタローも大きくなったのですが、ネコは真似が好きという性質が出てきてしまいました。なんとキジタローまでトイレ以外でするようになったのです。当初すべてコブンが犯人と思っていましたが、ある時居間の隅でキジタローがしているところを発見し、最悪の事態となりました。

現在は少しは良くなったような感じですが、ペット用の消臭スプレーや脱臭器が家での必須アイテムになっています。最近はよくするところにペットシーツを貼り付け、ある程度対応できているようですが、思いがけないところが濡れて臭くなったりと、解決法を模索しているところです。

猫と新聞の不思議

2015-07-11 10:18:05 | 
家では居間にソファーがあるのですが、猫の寝場所と物置になっているので、くつろぐのはカーペットに座椅子を置き、和風の大きな机に向かっています。

昼間のほとんどの時間猫たちは寝ているのですが、新聞を広げるとどれかが起きて乗ってきます。いつも同じ猫が来るわけではなく、ファー以外の3匹のどれかが来ますので、これは猫共通の性質のようです。これは猫が自分をアピールしているという説(かみさん説)がありますが、どうもそれだけではないような気がします。新聞のごそごそガサガサが好きなのかというのも、カーペットの上に新聞が拡げてあっても、そこで寝るようなことはありません。甘えてすり寄ってくることはありますが、新聞の時のようにごろっと横になったり、腹を出して(家ではへそ天と言っています)寝ることはほとんどありません。

特に新聞2ページを広げても、必ず読んでいる方のページに乗ってきます。どうも私の視線の先に横になっているような気がします。これはかみさんが仕事のために机に向かうと、コブンが多いのですが、必ず猫が行って書類を出すのを待ってその上に寝るのと同じなのかもしれません。先日古い新聞を持ってきてまず広げ、そこに猫が乗ってから読みたい新聞を広げましたが、すぐに読んでいるうえに移ってきました。また寝ているうえに新聞を載せ、次のページを読んでいるとしっかり出てきて乗りなおします。どうしても邪魔をしているとしか思えませんが、本を読んでいるときはあまり来ませんので、やはり新聞が特別なのかもしれません。

もう一つ猫の不思議は、外の草を取ってきたときです。今はちょうど猫じゃらしになる草(名前はわかりません)が出始めており、それを食べるのをすべての猫が大好きです。庭に出たときかみさんがそれの新芽を取ってくるのですが、4匹並んで玄関で待っています。中に入って手分けして与えるのですが、2階にいて出遅れたときでもすぐにやってきます。少しは草の匂いがするかもしれませんが、なぜ猫はわかるのか、かみさんが庭でその草を抜いているのを見ているわけではないのに、すぐに集まってきます。

この草の葉を食べるのもうまい下手があります。草を口に入れ、奥歯で茎の付け根をかみきり食べるのですが、若いファーは非常にうまく、キジタローはうまくかみ切れず、いつまでも噛んでいます。この草の葉がなんで好きなのかよくわかりませんが、何かの役に立っているのかもしれません。
猫語がわかればかなり面白い話が書けるくらい、不思議なことはたくさんあるものです。

猫はだんだん贅沢になっていく?

2015-06-26 10:10:16 | 
また猫の話ですが、猫は良い餌を与えるとすぐそれに慣れてしまい、あまり良くない餌は食べなくなるという話を聞きます。家では猫の食事はかみさんがやっていますので、私がやることはほとんどないし、実際どの餌が良いのかもわかりませんが、一緒に買い物に行ったりすると、猫の餌といってもピンからキリまであるようです。

私が猫に餌をやるのは、たまにかみさんより早く起きたとき、居間に来ると猫の餌がいつも置いてあるところに、主にクルが座って待っています。ほかの猫もうろうろしていますが、餌を欲しがってニィーニィー鳴くのはクルだけです。その近くの箱の中に何種類かのカリカリ(乾燥餌)がありますので、適当に皿に出してやるのですが、すぐに食べ始める時とにおいを嗅いでやめてしまう時があります。この差が高い良い餌と安い餌の差かと思っていましたが、少し違うような気もします。カリカリが袋にたくさん残っている、つまり封を切りたての餌はよく食べて、やや古くなったような餌は食べないという、ようするに新しくてにおいが強いものはすぐ食べるが、古くなって匂いが薄くなったものは食べないような気もします。

面白いのは、こういったにおいを嗅いでやめてしまうときに、「ぜいたくを言うな」といって頭や背中をなぜてやると、必ず食べだし触っている間は食べています。これはクル特有の性質ではなく、割と猫に共通しているような感じがします。餌を食べているときではなくても、しばらく猫を触って遊んでやると餌を食べに行ったりします。これは元野良猫だと、飼い主に触ってもらうと安心感が出て食欲が出るのかもしれません。

こうやって食べ始めたときに、時々ファーが食べに来る時があります。そうするとクルにしてもほかの猫にしても、必ず譲って食べるのをやめてしまいます。こういう時は別な皿に出してやるのですが、ファーが図々しいのかどの猫も譲るのです。ファーは家猫の中ではかなり小さい(3.2Kg)とはいえ、もう立派な大人猫ですが、どうも自分より小さい猫には譲るというのが、猫共通の性質のようです。

私が出してやった後すぐかみさんが本格的に缶詰など出してやりますので、それまで待っているのかもしれません。家の猫は餌をやりすぎるのか、皆オオネコになっています。7キロのキジタローと6キロのコブンはそれほどデブではありませんが、5キロのクルは明らかにデブといえます。その点ファーは、家に入れてほぼ1年ですが、1キロぐらいは増えたのですがあまり大きくならないようです。どうも本当の成長期にあまり食べなかったのか、あるいはその時期に子育てをしたので食べても自分の栄養にならなかったのか、どうもあまり大きくなれないようです。

話題がそれてしまいましたが、猫はだんだん贅沢になるというのは、ある程度その傾向はあるようですが、本当におなかが空けば何でも食べるような気がします。

猫との生活 昼の部

2015-06-18 10:15:31 | 
少し前に猫との生活で、夜寝るのが大変なことを書きましたが、今回は昼の猫たちです。
家の猫はすべて元は野良猫で、やや小さいころに保護して家に入れた猫たちです。ですから基本的にだっこは嫌いで、すぐに逃げ出してしまいます。ネコと人間のかかわりは、赤ちゃんネコの時期に決まりそうな気がします。ミルクをやって育てるぐらい小さなときから、餌をやり一緒に遊んでいると、ネコは人間をお母さんと認識し、この関係は大きくなっても続くようです。ですからペットショップのショーケースで育ったようなネコは、ヒトに甘えたりすることはなく、いわば希薄な関係になりそうです。

昼の猫との生活といっても、猫たちはほとんど寝ていますが、何となく人がいるところが好きなようで居間の決まったところにいます。よくネコは孤独が好きとか言いますが、家猫たちは人の近くの狭いところや、座っている足にくっついて寝たりしています。猫も個性が豊かで、一番の大猫のキジタローは、それほどデブではないのに7Kg以上ですが、誰かが来るとすごい勢いで2階に逃げてしまいます。かみさんは友人などにキジタローを見せたいようですが、家族以外姿を見せることがない猫になっています。全く逆がコブンで、誰が来ても近寄っていきます。宅急便のお兄さんなどでも、足のにおいをかいだり、周りをうろついています。ファーもそれほど怖がりませんが、遠くから眺めている程度です。

キジタローは珍しく時々甘える猫で、大きさと顔に似合わないかわいい声で鳴きながら、膝に乗ってきてしばらくゴロゴロ言っています。そういう時はしっかり触ってやらないと、鳴いて催促するのですが、ほんの2,3分で満足してどこかに行ってしまいます。

時々キジタローがコブンを追いかけ、家じゅうを駆け回ることがあります。すごい勢いで階段を駆け上り、2階を1周して降りてきて1階を駆け回るということを続けます。これはすごい足音がして、かみさんは仕掛け花火と形容しています。こういう時はファーも加わりたいようですが、通り道に座ってみており、2匹が止めてから一人で駆け回ったりしています。これは追いかけて始まるようですが、走り回っているうちに順番が入れ替わっていることが多いようです。ファーは起きている間は、ヒトについて走り、2階の寝室に行ったりすると必ずいつの間にか入っており、気を付けないと閉めこんでしまうことがよくあります。

テレビを見たり本を読んだりしているときに、横に寝ている猫を触ると、指をなめたりゴロゴロいったりするのが平和な楽しみかもしれません。こんな感じで、猫のいる生活を送っています。

ネコと一緒の生活

2015-06-10 10:16:28 | 
ブログのサブタイトルに入れている割には、ネコの話が少ないので、ネコのいる生活について書いてみます。
働いているころは、ほとんど夜しか猫とかかわらなかったのですが、辞めてから家にいることが多くなり、昼間の猫の様子を見るようになりました。家の猫たちはすべて元は野良猫ですので、子猫の時人とのかかわりがなかったせいか、どのネコも抱っこが嫌いで、すぐに降りようとします。それでも人と一緒がよいのか、大体居間にいて好みの場所で寝ているようです。

寝るときは常に猫と一緒ですが、この頃私のほうが早く寝るので、寝る前にキジタローとクルを先に寝室に入れておきます。私が寝るときに、居間で寝ているファーを連れていき、かみさんが寝るときコブンが入ってくるようです。ファーは家に入れてからほぼ1年になりますが、布団の中で寝たり、腕の中で寝るのは嫌いで、ファーファーいって怒るのですが、しばらく一緒に寝ていてから、ベットの隅に移って寝ています。

ネコと寝るのは、今は寒くなくなりましたので、あまり問題ないのですが、冬は結構大変でした。寒い時はくっついて寝たがるようで、布団の上から私に寄り添って寝ます。普通右側にキジタローが寄りかかり、左側にクルがいるというパターンになります。そうすると布団の上に7Kgと5kgの錘を乗せたようなもので、ほとんど寝返りが打てなくなるのです。かみさんもよくあの状態で眠れるものだと感心していますが、何とか動きながら寝ているようです。最悪は足の間にどちらかが入った場合は、全く身動きができず、足がしびれて目が覚めます。それでもふと目が覚めて手を伸ばすと猫がいるというのはなかなか良いもので、かなり厳しい状態でも何とか寝ていられるようになっています。

家の猫たちの良いところは、人間が寝ている間は一緒に静かに寝ています。昔は土曜日などは10時までぐらい朝寝坊をすることが多かったのですが、全く猫に起こされることはありませんでした。ネコを飼っている人から、朝ネコがおなかすいたと起こされるという話をよく聞きますが、家の猫は全くそういうことがなく、人間の朝寝坊が移っているのかもしれません。それでも朝起きると、一緒に寝室から出てきた猫のうち、クルとファーは居間の猫のえさ場の前で座って餌を待っていますので、それなりにおなかはすいているようです。

今度の冬までに、ファーを布団の中で一緒に寝る猫にしようと、毎晩訓練していますが、これから暑くなるので、難しいかもしれません。いろいろ問題はありますが、猫を触りながら寝るというのは、楽しみの一つとなっています。