さくら日記でございます。

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★現実を冷静に見つめて分析。「ひろゆき」さんの「働き方完全無双」

2019-07-21 06:31:37 | 「本」

お疲れ様です。
皆さまお元気ですか?
今日は本です。
「ひろゆき」さんでお馴染みの
「西村博之」さんの「働き方完全無双」です。

「無双」を調べると
「世の中に肩を並べるものがないほど優れている人物、物事などのこと。」
※ウィキペディアより
なので、最も優れている働き方ってことでしょうか?
中身をご紹介する前に
この本は一見の価値あり!と敢えて言わせていただきたいと思います。

「ひろゆき」さんといえば、
日本の電子掲示板「2ちゃんねる」でお馴染みだとおもいます。
1976年生まれで、神奈川県生まれで、東京に移り住み
中央大学へ進学。在学中にアメリカのアーカンソーに留学しています。
1999年の「2ちゃんねる」開設もそうですが
東京プラス株式会社代表取締役、
有限会社未来検索ブラジル取締役
など多くの企業にも関わります。
その他にも有名どころで「ニコニコ動画」
2015年には英語圏最大の匿名掲示板の
「4chan」
の管理人もされているそうです。

そんな「ひろゆき」さん
賢い人!この言葉がピッタリ当てはまる人だと思います。
しかも冷静で、物事をいろんなフィルターを通さずに
現実をしっかり見つめて、観察。そして分析している人だと思います。

では、いきなりなんですが、
「はじめに」の一節をご紹介します。
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先進国に生まれた、あなた。
残念でしたね。
なぜ、残念かって?
だって、これから先、経済的に苦しくなっていくことが
”明らか”だからです。
でも、大丈夫。ちゃんと分析して。最悪な状況から順番に
シミュレーションしていけば、個人の幸せは誰でも叶えられます。
沈みゆく日本で、あなただけが「無双」状態で働くには、
どうすればいいのか・

それを本書では明らかにしたいと思います。

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最近、景気が悪い。給料が上がらない。
消費税が上がりそう・・・
などなど、ちょっと前を見つめれば厳しい状況満載です。
そんな世の中で、だったらどうすれば最善なの
その問いに少なからず答えているのが、この本かもしれません。

では、この本の骨格を目次からみてみましょう。
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序章  まずは「個人」と「社会」を分けるところから
第1章 能力なんてものは存在しない 
    個人の「攻め方」無双
    1.「新しいこと」にはとにかく首を突っ込んどけ
    2.「イヤなこと」をやめるためのスキルが人生をラクにする
    3.てっとり早く能力意外の部分で「レア」になれ
    4.「人に好かれるか、嫌われるか」問題に最終結論を
第2章 あなたが社会に殺されないために
    個人の「守り方」無双
    1.「ブラック企業」から身を守る方法、まとめといた
    2.若者よ「ベーシックインカム」を前提に生きよ
    3.ひろゆき流「さっさと寝る」技術
    4.パフォーマンスを保つロジカル「健康」ルール
第3章 会社がずっと生き残るわけないじゃん
    経営者視点の「企業の論理」無双

    1.結局、「仲いい会社」が生き残る件
    2.そもそも事業は「なくなるもの」である
    3.「優秀なやつ」と「新しい産業」の足を引っ張るな
    4.イス取りゲームではなく
      「イスを増やす人」を応援すればいい
    5.上に立ちたいなら「何もしない雄ライオン」たれ
    6.死んでも「オワコン業界」は選ぶな
終章  日本はこうやって生き延びろ

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こんな感じです。
雰囲気はなんとなく伝わるのではないかと思います。
どれも面白いテーマなのですが、
書き出すと書ききれなくなるので、
私的に気になったところをひとつ。

それは、我が日本の。こんなところあるなあ~
これはマズイかもしれないなあ~
ってところです。

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全体が損をする理論
前項のメロン事件のように、優秀な人の足を引っ張るのが
日本人は大好きです。
その印象的な出来事が「こんにゃくゼリー事件」です。
99%以上の人が、こんにゃくゼリーをおいしいと思って
食べています。しかし、不幸なことに数人が喉に詰まらせて
しまったのですが、
それは個別の問題として対処するべきだと思うのです。
それならば、こんにゃくゼリーよりも餅のほうが
被害者が多いわけですから、先にそちらを規制しろ、
という話です。
他にもユッケやレバ刺しなんかも
ダメになってしまいましたよね。
僕はわりと生肉が好きなので、残念に思ったものです。
生肉の場合、衛生管理をおこたって問題を起こした人には、

個別に思い罰を与えるようにすればいいのです。
それを、一部の個別犯を制限するために、
すべてを禁止してしまうというのは、
全体の幸福度を下げてしまうことになってしまいます。
・・・

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そうなんです。
失敗の処理の仕方ですね。
悪いものは悪い
禁止は当たり前。そんな考えもあると思います。
ですが、すべて禁止となると
新しいものが育たない
そんな側面もあるのではないかと思ってしまいます。

新しいものが完成していく過程で
失敗はつきもの、
いやいや失敗は失敗でもありますが
次へつなげる教訓でもある。

こんな考えも合わせて検討するべきではないかと
そんなふうに思います。

こんな話は、まだまだ他にも
2012年までインターネットの
「検索結果でキャッシュを表示する機能」が禁止
だったそうです。

グーグルなんかで、文字を入力すると
前に入力した内容が表示されます。
なかなか便利な機能で、それは現在ではあたりまえ。
ですが、
検索したホームページの内容の一部が表示されるのが
勝手に許可なく掲載しているということでアウト!

これによって
日本の企業で検索エンジン関係の事業ができなくなってしまった。
始めても世界から大きく引き離されることになってしまった。
そんな弊害もたくさんあるようです。

今後注目の技術「仮想通貨」についても
日本の税制が原因で・・・

今後が心配です。

その他にも「よくわからない」ということを理由に
潰されてしまう
。そんなケースもあるようです。
恐れからきているのでしょうか?

ちょっと愚痴っぽくなりましたが
一部をご紹介しました。
この本は、こんな話ばかりではありません。
だったらどう働く。
斬新な意見満載です。
とくに若い世代の方には知っておいて欲しい内容ばかりです。
興味があるかたは一読下さい。

ということで、
「ひろゆき」さんの「働き方完全無双」
をご紹介しました。