さくら日記でございます。

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★トラぶったあなたの身体には、どんな「音楽」が良いでしょうか?「音楽療法」

2019-07-13 09:25:46 | 「本」

お疲れ様です。
皆さまお元気ですか?
今日も本です。
音楽療法士の「高本恭子」さんの
「音楽からの贈り物」です。

友人の音楽療法士になってみたい!
そんな言葉を聞いてから
「音楽療法」が気になりはじめ。
また、借りてきてしまいました。

まず「音楽療法」とは、
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音楽を聞いたり演奏したりする際の
生理的・心理的・社会的な効果を応用して、
心身の健康の回復、向上をはかる事を目的とする、
健康法ないし代替医療 Alternative Medicine
あるいは補完医療 Complementary Medicine

※ウィキペディアより
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そうです、トラぶった私たちの身体を
回復させる助けの一つとして、「音楽」を使おう
そんな取り組みです。

確かに、「音楽」には力があると感じます。
楽しい音楽を聴くと、楽しくなる。
悲しい音楽を聴くと、悲しくなる
そんな、経験はありませんか?

また、懐かしい「音楽」を聴くと
それを聴いていた時代に戻ります。
それが、自分にとって最高に良い時代
だったとすると
その時代に戻ったような気分になり
なんだか元気になってきます。
こんな経験も、思い当たりませんか?

これは、私が勝手に考えたことですが、
楽しい人と一緒にいると楽しくなる
辛い人と一緒にいると、なぜだか、一緒に辛くなる
これは、楽しい人のが放つエネルギー、
波動
と言っても良いのでしょうか?
それが、伝わって楽しくなる

同じように辛い波動は、辛く伝わり
悲しい波動は、悲しく伝わる
その近くにいる人から発している
エネルギー、波動が私たちの体が共鳴して
似たような想いを感じる。

そんなシステムではないかと思います。
これについては、なんのエビデンスも無く
私が適当に言っていることです。

これとよく似た現象が「音楽」でも起こっている
そう思うと、私的には納得出来てしまします。
悲しい「音楽」は、悲しいエネルギーをもっていて
それが波動として伝わる

同じように、楽しい「音楽」は楽しいエネルギーを
もっていて、それが伝わっていく

そんなふうに思います。

と、前置きがかなり長くなってすいません。
本の中をみてましょう。

本には「音楽」の力を使って
私たちの身体、心を襲ったダメージを
回復するべく、試行錯誤した課程が綴られます。

例えば
交通事故で両足を切断した男性が整形外科で手術をした後、
精神的に不安定になって、すでに足がないのに、
足の指先が痛いと、悩みを訴えます。
病院の方も、どう言えばよいのか言葉を失ったそうです。

そんな時に、患者さんに
「音楽を聴いてもらいましょうか」という話になります。

痛みの緩和には、痛みを感じさせる作業のある
プロスタグランジンというホルモンの分泌を抑えることが鉄則。
そんな時には、音の高低差が少なく緩急も緩やかな音楽が
良さそうです。
以前の体験では
バッフルベルの「カノン」がよかったそうです。

パッヘルベル カノン 


患者さんは音楽で痛みがとれるはずがない
当然のように言います。
ですが、聴き始めて3曲目
それまで、車椅子にしがみついていた彼が
ふっと力を抜いたようでした。
さらに50分くらい聴き続けると
こんどは彼のほうから話かけてきました。

「楽、楽になった。よく考えたら、親指なんてないよなあ」

このような実例がたくさん語られます。
そして、上手く言った話だけではありません。
こんな話もあります。

乳がんの患者さんに痛みを緩和させるため
ということで、同じく緩やかな音楽を聴くように勧めました

患者さん曰く
「音楽を聞いている間は、何も考えずに時間を楽しむことが
できたし、痛みもそれほど感じずにすんだ。
それによく眠れる」とのこたえです。

そして、少し良くなってきたようで、患者さんから
「手術の後は元気が出なくなるようですね。
そうなるのは嫌だし、職場にも早く復帰したいし・・・
元気の出る音楽を下さい」とのリクエスト
がありました。

このリクエストに答えて
ビートの利いた明るいダンスミュージックを選択
したのですが、これが失敗
最初は元気が出た気がしていたのですが
ベッドに寝ているうちに
空しさや、苦しさ、不安とが一気に押し寄せてきたそうです。
少しうつ状態になってしまったようです。
やっぱり手術後は心身ともに弱っています。
この状態の時に元気な曲はきつい。
これも音楽療法の鉄則

そんな例もありました。
音楽の力で体に良い影響を与えることは
確実にできる
ですが、絶対的なものではなく
まだまだ試行錯誤の分野なんですね。

では、最後にこの本にはいろいろな音楽が登場しますが
みんなが知っていて、好まれ良い結果を多く出している
一曲をご紹介します。

EXILE ATSUSHI / PREMIUM LIVE ~命をうたう~ <ふるさと -short version->

それと、音楽療法について前回もブログに書いたのですが
アプローチが全然ちがったので
もし興味があるかたが、いらっしゃいましたら
こちらもご覧いただけると嬉しいです。

いろいろと悩みをお持ちのかた
音楽が好きで、音楽療法に挑戦したいと
考えているかた
一読をオススメします。

ということで、今日は
「高本恭子」さんの
「音楽からの贈り物」をご紹介しました。